特許
J-GLOBAL ID:201203026930861030

風力発電設備の減速装置及び出力ピニオンを備えた減速装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 牧野 剛博 ,  高矢 諭 ,  松山 圭佑
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-045534
公開番号(公開出願番号):特開2012-180809
出願日: 2011年03月02日
公開日(公表日): 2012年09月20日
要約:
【課題】小型、且つ低コストで、過大な風力負荷が掛かるような状況においても、減速装置やモータの破損や故障を効果的に防止することのできる減速装置を得る。 【解決手段】風力発電設備の本体側に設けられた歯車と噛合う出力ピニオン24を備えた減速装置G1であって、外歯歯車(遊星歯車)76、出力フランジ(キャリヤ)82、及び複数の内ピン(遊星ピン)80を備えた遊星歯車減速機構44と、内ピン80のそれぞれの反キャリヤ側の端部を束ねる拘束リング88と、を備える。反負荷側カバー体(ケーシング)48Cと拘束リング88が、組み立て時において微小隙間δ1を有するが、伝達される荷重Lが所定値Loを超えると接触するように対向して配置されており、かつ、該所定値Loが、疲労等価荷重をLe、極値荷重をLmとしたときに、Le<Lo<Lmの範囲に設定されている。【選択図】図1
請求項(抜粋):
風力発電設備の本体側に設けられた歯車と噛合う出力ピニオンを備えた減速装置であって、 遊星歯車、キャリヤ、及び該キャリヤから突出され前記遊星歯車を貫通する複数の遊星ピンを備えると共に該複数の遊星ピンを介して前記キャリヤから遊星歯車の自転または公転成分を取り出す遊星歯車減速機構と、 前記複数の遊星ピンのそれぞれの反キャリヤ側の端部を束ねる拘束リングと、を備え、 前記減速装置のケーシングと前記拘束リングが、組み立て時において微小隙間を有するが、前記減速装置の特定の部分において伝達される荷重Lが所定値Loを超えると接触するように対向して配置されており、かつ、 該所定値Loが、前記特定の部分において伝達されるべき疲労等価荷重をLe、伝達の限界である極値荷重をLmとしたときに、Le<Lo<Lmの範囲に設定されている ことを特徴とする風力発電設備の減速装置。
IPC (1件):
F03D 11/00
FI (1件):
F03D11/00 Z
Fターム (6件):
3H078AA02 ,  3H078AA26 ,  3H078BB11 ,  3H078BB12 ,  3H078CC12 ,  3H078CC22

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