特許
J-GLOBAL ID:201203027175909237

アルミニウム合金板

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 竹中 芳通 ,  亀岡 誠司 ,  武仲 宏典 ,  坂谷 亨
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-180552
公開番号(公開出願番号):特開2012-107316
出願日: 2011年08月22日
公開日(公表日): 2012年06月07日
要約:
【課題】室温での時効硬化による曲げ性の低下などの新たな問題が生じることなしに、SSマークの発生が少なく、プレス成形性に優れたAl-Mg系合金板を提供する。【解決手段】特定のMg、Cuを含む組成からなるAl-Mg系アルミニウム合金板製造の際に、溶体化後の焼入れ処理時の冷却速度を段階的に制御するとともに、付加焼鈍条件を制御して、この板を3次元アトムプローブ電界イオン顕微鏡分析して測定された、特定のCu原子の集合体を、一定の平均密度以上存在させて、Mgが拡散しにくく、セレーションが発生しにくい板組織として、プレス成形時のSSマークの発生を抑制する。【選択図】なし
請求項(抜粋):
質量%で、Mg:2.0〜6.0%、Cu:0.3%を超え、2.0%以下を含み、残部がAlおよび不可避的不純物からなるAl-Mg系アルミニウム合金板であって、3次元アトムプローブ電界イオン顕微鏡により測定された原子の集合体として、隣り合う他のCu原子との距離のうちの少なくとも1つが1.0nm以下であるCu原子を5個以上含む原子の集合体を1.0×104個/μm3以上の平均密度で含むことを特徴とするアルミニウム合金板。
IPC (2件):
C22C 21/06 ,  C22F 1/047
FI (2件):
C22C21/06 ,  C22F1/047
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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