特許
J-GLOBAL ID:201203027489139550
光信号処理回路
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
及川 泰嘉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-244376
公開番号(公開出願番号):特開2012-073628
出願日: 2011年11月08日
公開日(公表日): 2012年04月12日
要約:
【課題】小型化・集積化が可能で、その非線形屈折率変化が制御光に対して高速に応答する半導体素子を用いて光強度に応じて光の位相変調を起こし、そのときの干渉を利用する光ゲートスイッチ回路を提供する。【解決手段】光ゲートスイッチ回路は、非対称マッハツェンダー干渉計10の出力側に光バンドパスフィルタ3を接続した構造を有する。【選択図】図5
請求項(抜粋):
波長λpのクロック信号光または連続光であり且つTE偏光であるプローブ光を入力し分岐した前記プローブ光を出力する第1の光方向性結合器と、
波長λcの強度変調データ信号光であり且つTM偏光である制御光と前記第1の光方向性結合器の分岐出力した一方の前記プローブ光を結合し出力する第2の光方向性結合器と、
前記第2の光方向性結合器の出力を入力し、単一または多重量子井戸構造の半導体素子であり、前記量子井戸のサブバンド間遷移に共鳴するTM偏光の制御光を吸収して、TE偏光であるプローブ光に対する屈折率変化を引き起こし、制御光でプローブ光の位相を変調した光を出力する光位相変換素子と、
前記第1の光方向性結合器から前記第2の光方向性結合器と前記光位相変調素子を介して出力する第1の光路と、前記第1の光方向性結合器から可変光減衰器と光位相シフタを介して出力する第2の光路の出力光を入力し結合して出力する第3の光方向性結合器と、
前記第1の光方向性結合器の分岐出力した他方の前記プローブ光を入力し、前記2光路のそれぞれを通った両プローブ光の強度を等しくなるように調整し出力する前記可変光減衰器と、
前記可変光減衰器の出力を入力し、制御光を入力しない場合の、非対称マッハツェンダー干渉計の前記第1の光方向性結合器から分岐した光路を通過した2つのプローブ光の位相差がπになるようにその位相を調整し第3の光方向性結合器へ出力する前記光位相シフタと
からなる前記非対称マッハツェンダー干渉計と、
前記非対称マッハツェンダー干渉計の出力のプローブ光から残留している制御光を除去して出力する光バンドパスフィルタを
備えた光ゲートスイッチ回路であって、
前記非対称マッハツェンダー干渉計は、
前記制御光を入力しないときにはプローブ光を出力せず、
前記強度変調データ信号光を制御光として入力したときには、前記制御光により前記プローブ光の位相変調を引き起こさせ、干渉により位相変調を強度変調に変換し、光スイッチとして動作することを特徴とする光ゲートスイッチ回路。
IPC (3件):
G02F 1/025
, G02F 1/313
, G02F 2/02
FI (3件):
G02F1/025
, G02F1/313
, G02F2/02
Fターム (16件):
2H079AA08
, 2H079AA12
, 2H079BA01
, 2H079BA03
, 2H079CA05
, 2H079DA16
, 2H079EA04
, 2H079EA05
, 2H079KA18
, 2K002AA02
, 2K002AB04
, 2K002AB12
, 2K002BA03
, 2K002CA13
, 2K002DA07
, 2K002DA08
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