特許
J-GLOBAL ID:201203027528400813

貯水池の止水工法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 和泉 久志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-129543
公開番号(公開出願番号):特開2011-256534
出願日: 2010年06月07日
公開日(公表日): 2011年12月22日
要約:
【課題】網状に繋がった開口割目が深部まで存在する岩盤であっても、遮水層を形成し貯水池からの漏水を効果的に抑制する。【解決手段】貯水池1周囲の地山から略汀線方向に沿って所定の間隔で、貯水池1側に傾斜する方向に複数の第1グラウト注入孔2,2...を形成し、貯水池1の水位が低水位WL1状態時に、貯水池の高水位WL2より以深部分の地山領域に前記第1グラウト注入孔2,2...からグラウト材を注入し、全深さ範囲に亘ってグラウチングを行い、領域Iの地山内では相互に重ならない遮水層を形成し、領域IIの地山内では相互に重なる遮水層を形成する第1工程と、貯水池1の水位が高水位WL2状態である条件下で、第1グラウト注入孔2,2...間の中央位置に貯水池側に傾斜する方向に第2グラウト注入孔3,3...を形成し、少なくとも領域Iの地山内に第2グラウト注入孔3,3...からグラウト材を注入し、遮水層を形成する第2工程とからなる。【選択図】図6
請求項(抜粋):
貯水池の水が地山の開口割目を通じて浸透流出するのを抑制するためのグラウチングによる貯水池の止水工法であって、 前記貯水池周囲の地山から略汀線方向に沿って所定の間隔で、貯水池側に傾斜する方向に複数の第1グラウト注入孔を形成し、前記貯水池の水位が低水位状態時に、貯水池の高水位より以深部分の地山領域に前記第1グラウト注入孔からグラウト材を注入し、全深さ範囲に亘ってグラウチングを行い、前記貯水池の水位よりも以浅の地山内ではグラウト材の水平方向の到達範囲が相互に重ならない遮水層を形成し、前記貯水池の水位よりも以深の地山内ではグラウト材の水平方向の到達範囲が相互に重なる遮水層を形成する第1工程と、 貯水池の水位が高水位状態である条件の下で、前記第1工程における第1グラウト注入孔間の中央位置に貯水池側に傾斜する方向に第2グラウト注入孔を形成し、少なくとも前記第1工程時の貯水池の水位よりも以浅の地山内に第2グラウト注入孔からグラウト材を注入し、遮水層を形成する第2工程とからなることを特徴とする貯水池の止水工法。
IPC (1件):
E02D 3/12
FI (1件):
E02D3/12 101
Fターム (5件):
2D040AA04 ,  2D040AB01 ,  2D040CA01 ,  2D040CB03 ,  2D040FA07

前のページに戻る