特許
J-GLOBAL ID:201203027774121192

希少アルカリ金属イオンの選択的回収方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-234866
公開番号(公開出願番号):特開2012-087358
出願日: 2010年10月19日
公開日(公表日): 2012年05月10日
要約:
【課題】通常のアルカリ金属イオンに対して、リチウムイオンなどの希少アルカリ金属塩イオンの選択的分離を達成する回収方法を提供する。【解決手段】リチウムイオンなどの希少アルカリ金属塩イオンと、ナトリウムイオンなどのアルカリ金属塩イオンとを含むアルカリ金属イオン混合物水溶液と、リン酸ジアルキルからなるアルカリ金属イオン抽出剤とを、炭化水素の存在下に接触させ、水相と油相を形成させる工程Aと、水相と油相とを分離する工程Bと、工程Bで分離された油相を、水の存在下に、酸と接触させることにより、水相と油相を形成させる工程Cと、水相と油相とを分離する工程Dと、水相から希少アルカリ金属塩イオンを回収する工程Eより、希少アルカリ金属イオンを回収する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
リチウムイオン、ルビジウムイオンおよびセシウムイオンからなる群から選ばれた少なくとも1種の希少アルカリ金属塩イオン(a1)と、ナトリウムイオンおよびカリウムイオンからなる群から選ばれた少なくとも1種のアルカリ金属塩イオン(a2)とを含むアルカリ金属イオン混合物水溶液(a3)と、リン酸ジアルキルからなるアルカリ金属イオン抽出剤(b)とを、炭化水素(c)の存在下に接触させ、水相(d)と油相(e)を形成させる工程Aと、 前記水相(d)と前記油相(e)とを分離する工程Bと、 前記工程Bで分離された前記油相(e)を、水の存在下に酸(f)と接触させることにより、水相(g)と油相(h)を形成させる工程Cと、 前記水相(g)と前記油相(h)とを分離する工程Dと、 前記水相(g)から希少アルカリ金属塩イオン(a1)を回収する工程Eとを、 含むことを特徴とする希少アルカリ金属イオンの選択的回収方法。
IPC (5件):
C22B 26/12 ,  H01M 10/54 ,  C22B 26/10 ,  C22B 3/26 ,  B01D 11/04
FI (5件):
C22B26/12 ,  H01M10/54 ,  C22B26/10 ,  C22B3/00 J ,  B01D11/04 B
Fターム (22件):
4D056AB07 ,  4D056AC15 ,  4D056AC22 ,  4D056AC27 ,  4D056BA12 ,  4D056BA20 ,  4D056CA27 ,  4D056CA33 ,  4D056CA39 ,  4D056DA01 ,  4D056DA03 ,  4D056DA10 ,  4K001AA34 ,  4K001BA21 ,  4K001BA22 ,  4K001BA24 ,  4K001DB31 ,  5H031AA00 ,  5H031BB02 ,  5H031HH03 ,  5H031HH06 ,  5H031RR02

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