特許
J-GLOBAL ID:201203028238367800

Fe基ナノ結晶合金の製造方法、Fe基ナノ結晶合金、磁性部品、Fe基ナノ結晶合金の製造装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山崎 拓哉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-133992
公開番号(公開出願番号):特開2011-256453
出願日: 2010年06月11日
公開日(公表日): 2011年12月22日
要約:
【課題】結晶の粗大化を抑制できるFe基ナノ結晶合金の製造方法であって量産工程に適する製造方法を提供すること。【解決手段】Fe基ナノ結晶合金の製造方法は、第1昇温速度又は第1昇温速度で近似できる昇温速度にて合金組成物を加熱する第1加熱段階P1と、第1昇温速度よりも速い毎分30°C以上の第2昇温速度で合金組成物を加熱する第2加熱段階P2とを含む。第2加熱段階P2は、第1結晶化開始温度と第1結晶化終了温度との間の第1温度範囲の少なくとも70%以上の加熱範囲であって第1ピークを含む加熱範囲に亘って合金組成物を加熱するものである。【選択図】図1
請求項(抜粋):
第1昇温速度又は第1昇温速度で近似できる昇温速度にて合金組成物を加熱する第1加熱段階と、前記第1昇温速度よりも速い毎分30°C以上の第2昇温速度で前記合金組成物を加熱する第2加熱段階とを含むFe基ナノ結晶合金の製造方法であって、 前記合金組成物は、非晶質を主相とし且つ前記第1昇温速度で前記合金組成物を昇温した場合におけるDSC曲線の発熱ピークを2つ以上有するものであり、 前記DSC曲線のベースラインから最も低温側の前記発熱ピークである第1ピークに至るまでの第1立ち上がり部のうちの最も正の傾きの大きい点を通る接線である第1上昇接線と前記ベースラインとの交点にて定まる第1結晶化開始温度(Tx1)と、前記ベースラインから前記第1ピークの次の前記発熱ピークである第2ピークに至るまでの第2立ち上がり部のうちの最も正の傾きの大きい点を通る接線である第2上昇接線と前記ベースラインとの交点にて定まる第2結晶化開始温度(Tx2)との差は、70°C以上300°C以下であり、 前記第2加熱段階は、前記第1ピークから前記ベースラインに至るまでの第1立ち下がり部のうちの最も負の傾きの大きい点を通る接線である第1下降接線と前記ベースラインとの交点にて定まる第1結晶化終了温度と前記第1結晶化開始温度との間の温度範囲である第1温度範囲の少なくとも70%以上の加熱範囲であって前記第1ピークを含む加熱範囲に亘って前記合金組成物を加熱するものである Fe基ナノ結晶合金の製造方法。
IPC (5件):
C21D 6/00 ,  C21D 1/00 ,  C22C 38/00 ,  C22C 45/02 ,  H01F 1/14
FI (5件):
C21D6/00 C ,  C21D1/00 B ,  C22C38/00 303S ,  C22C45/02 A ,  H01F1/14 Z
Fターム (11件):
4K034AA19 ,  4K034BA02 ,  4K034BA04 ,  4K034DB02 ,  5E041AA11 ,  5E041AA19 ,  5E041CA01 ,  5E041HB11 ,  5E041NN01 ,  5E041NN06 ,  5E041NN17
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

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