特許
J-GLOBAL ID:201203028542939292
車両用衝撃吸収シートの衝撃吸収装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
藁科 孝雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-220144
公開番号(公開出願番号):特開2012-071799
出願日: 2010年09月30日
公開日(公表日): 2012年04月12日
要約:
【課題】衝突時の衝撃エネルギーを十分に吸収できないとともに構成を簡単化できない。【解決手段】シートクッションフレームに固定されたブラケット22とシートバックフレームに固定されたベースプレート24との間に、曲げモーメントのもとで折曲変形しやすい強度脆弱部を有した衝撃吸収プレート26が取付けピン34L、34Rで取付けられている。ベースプレート24は連結シャフト28によってブラケット22に対して相対的に揺動可能に取付けられ、連結シャフトの回りで円弧孔22c、24cがブラケット、ベースプレートに、対応する挿通孔24d、22dがベースプレート、ブラケットに形成されている。そして、衝撃吸収プレートの端部に挿通孔26c、26dが形成され、2つの取付けピンは対応する衝撃吸収プレートの挿通孔、ブラケット、ベースプレートの円弧孔、挿通孔にそれぞれ挿通されている。【選択図】図6
請求項(抜粋):
シートバックフレーム、シートクッションフレームの一方に固定されたブラケットと、他方に固定されたベースプレートと、曲げモーメントのもとで折曲変形しやすい強度脆弱部を有して、ブラケット、ベースプレートの間に取付けピンで取付けられた衝撃吸収プレートとを備え、
シートバックの揺動中心とは異なるその揺動中心に対する前後のいずれか一方の位置でベースプレートはブラケットに対して相対的に揺動可能に取付けられ、
シートバックの揺動中心を境とする前後他方の自由端側位置で円弧孔がブラケット、ベースプレートに、また対応する挿通孔がベースプレート、ブラケットに、それぞれ形成され、
衝撃吸収プレートの端部に挿通孔がそれぞれ形成され、取付けピンが端部の挿通孔を介在してブラケット、ベースプレートの円弧孔、挿通孔にそれぞれ挿通されて衝撃吸収プレートをブラケット、ベースプレート間に介在させ、
衝突による衝撃力がシートバックに加わってその衝撃力が衝撃吸収プレートの持つ剛性を超えたとき、円弧孔内での取付けピンの移動に伴う衝撃吸収プレートの折曲変形により、ブラケット、ベースプレート間を相対的に移動させて衝撃を吸収可能とした車両用衝撃吸収シートの衝撃吸収装置。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (5件):
3B087BD02
, 3B087CD03
, 3B087DA07
, 3B087DB02
, 3B087DB07
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