特許
J-GLOBAL ID:201203028772768934
過電流継電器
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
酒井 宏明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-017813
公開番号(公開出願番号):特開2012-161132
出願日: 2011年01月31日
公開日(公表日): 2012年08月23日
要約:
【課題】系統事故発生時において直流成分が流れるようなケースにおいても高速復帰を実現可能な過電流継電器を得る。【解決手段】実効値Irmsと判定値Isとに基づいてCB2を開状態から閉状態に復帰させる第1の復帰信号を出力する過電流判定部40と、電流Iに含まれる直流成分を除去し、直流成分が除去された電流I0の位相を変化させる移相処理を行って移相処理後の電流I1〜I3を生成した後に、移相処理前の電流I0と移相処理後の電流I1〜I3とに基づいて、CB2を開状態から閉状態に復帰させる第2の復帰信号を出力する電流復帰判定部50と、第1の復帰信号と第2の復帰信号との何れかが入力されたとき過電流要素の動作信号を停止させる復帰制御部60と、を備える。【選択図】図1
請求項(抜粋):
電力系統にて検出された電流に基づいて電力系統に設けられた遮断器を動作させて電力系統の保護を行う過電流継電器であって、
前記電流の実効値と予め設定された判定値とに基づいて、前記過電流継電器出力を復帰させる第1の復帰信号を出力する第1の過電流判定部と、
前記電流に含まれる直流成分を除去し、前記直流成分が除去された第1の電流データの位相を変化させる移相処理を行って移相処理後の第2の電流データを生成した後に、前記第1の電流データと前記第2の電流データとに基づいて、前記過電流継電器出力を復帰させる第2の復帰信号を出力する第2の過電流判定部と、
前記第1の復帰信号と前記第2の復帰信号との何れかが入力されたとき過電流要素の動作信号を停止させる復帰制御部と、
を備えたことを特徴とする過電流継電器。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (7件):
5G004AA01
, 5G004AB01
, 5G004BA03
, 5G004CA03
, 5G004DA01
, 5G004DB03
, 5G004DC14
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