特許
J-GLOBAL ID:201203028866816916

磁性ビーズ移動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 下田 容一郎 ,  下田 憲雅 ,  瀧澤 匡則 ,  野崎 俊剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-262554
公開番号(公開出願番号):特開2012-110279
出願日: 2010年11月25日
公開日(公表日): 2012年06月14日
要約:
【課題】吸引管が汚染されない磁性ビーズ移動装置を提供することを課題とする。【解決手段】磁性ビーズ移動装置10は、水平方向及び上下方向へ移動される移動体11と、移動体11に昇降可能に取付けられる筒体12と、この筒体12の下端に着脱可能に嵌められるキャップ13と、移動体11に取付けられ筒体12を昇降させる筒体昇降手段14と、筒体12に昇降可能に取付けられキャップ13内まで延びる軸体16と、この軸体16の下端に固定され磁性ビーズを吸着する磁力を備えている永久磁石18と、筒体12に取付けられ、軸体16を昇降する軸体昇降手段19と、移動体11、筒体昇降手段14及び軸体昇降手段19の動作を制御する制御部21と、からなる。【効果】筒体(従来の吸引管に相当)は微生物で汚れる心配はなく、繰り返し使用でき、回収されたキャップは、滅菌処理を施すことで再使用が可能である。【選択図】図1
請求項(抜粋):
培養容器の培養液中に沈められ微生物が付着している磁性ビーズを、保存容器へ移す磁性ビーズ移動装置において、 水平方向及び上下方向へ移動される移動体と、 上下に延びて前記移動体に昇降可能に取付けられる筒体と、 この筒体の下端に着脱可能に嵌められるキャップと、 前記移動体に取付けられ、前記筒体の下端が前記移動体の下面より下方へ所定長さだけ突き出た状態から前記筒体の下端が前記移動体の下面に合致する又は前記筒体の下端が前記移動体に没するまでの間、前記筒体を昇降させる筒体昇降手段と、 前記筒体に昇降可能に取付けられ前記筒体を貫通し且つ前記キャップ内まで延びる軸体と、 この軸体の下端に固定され前記磁性ビーズを吸着する磁力を備えている永久磁石と、 前記筒体に取付けられ、前記永久磁石が前記キャップ内で移動するように前記軸体を昇降する軸体昇降手段と、 キャップストッカに置かれている前記キャップに前記筒体を挿入して、前記キャップを前記キャップストッカからピックアップし、このキャップを前記培養容器に沈めて前記永久磁石の作用で前記キャップの外表面に前記磁性ビーズを付着させ、次にキャップを前記保存容器へ移し、次に前記軸体昇降手段で前記軸体を上昇させることにより前記永久磁石を上昇させて磁気吸着を解除することにより前記磁性ビーズを前記保存容器内へ移し、次に前記筒体昇降手段で前記筒体を上昇させることにより、用済みの前記キャップを前記筒体から分離し、次に前記筒体を前記キャップストッカへ戻す、一連の制御を実施する制御部と、からなることを特徴とする磁性ビーズ移動装置。
IPC (3件):
C12M 1/00 ,  C12M 1/26 ,  G01N 1/00
FI (3件):
C12M1/00 C ,  C12M1/26 ,  G01N1/00 101A
Fターム (9件):
2G052AD35 ,  2G052CA03 ,  2G052CA32 ,  2G052CA46 ,  2G052HA12 ,  4B029AA09 ,  4B029BB01 ,  4B029CC02 ,  4B029HA10

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