特許
J-GLOBAL ID:201203028894229830

インクジェット記録装置およびインクジェット記録方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 特許業務法人 谷・阿部特許事務所 ,  谷 義一 ,  阿部 和夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-174766
公開番号(公開出願番号):特開2012-035422
出願日: 2010年08月03日
公開日(公表日): 2012年02月23日
要約:
【課題】インクジェット記録装置において、記録領域全体で一様な光沢を有するとともに、つなぎスジが発生することがない記録を行う。【解決手段】記録工程901では、ノズル列502を用いてマルチパス記録を行う。この際、ノズル列503、504は使用しない。記録工程完了後、ノズル列503を用いてマルチパス記録によるクリアインクの第1付与工程902を実施する。次に、第1付与工程902のクリアインク付与が完了した後、ノズル列504を用いて1回の走査を行い、クリアインクの第2付与工程903を実施する。これにより、クリアインクの液膜表面の平坦性を維持したまま定着し、高い光沢性を得ることができる。また、上述のように、第1付与工程によって付与されたクリアインクによって浸透速度が低下していることから、走査領域間の液膜同士も一体化する。その結果、走査領域間のつなぎ部での凹凸を低減することができる。【選択図】図7
請求項(抜粋):
インクと該インクによる記録物の光沢性を増すためのクリアインクを吐出する記録ヘッドを用いて記録媒体を走査する主走査と記録媒体を搬送する副走査とを行い、前記主走査の間に記録ヘッドからインクまたはクリアインクを吐出して記録を行うインクジェット記録装置であって、 記録ヘッドからインクを吐出し記録媒体にインクを付与して画像を記録する記録工程と、記録媒体の前記画像を記録した領域を含む領域に対して記録ヘッドを用いた複数回の主走査を行い、該複数回の主走査で記録ヘッドからクリアインクを吐出し記録媒体にクリアインクを付与する第1付与工程と、前記第1付与工程の後に、少なくとも前記第1付与工程においてクリアインクを付与した領域に対して、記録ヘッドを用いた1回の主走査を行い、該1回の主走査で記録ヘッドからクリアインクを吐出し記録媒体にクリアインクを付与する第2付与工程と、を実行する記録制御手段、 を具えることを特徴とするインクジェット記録装置。
IPC (1件):
B41J 2/21
FI (1件):
B41J3/04 101A
Fターム (6件):
2C056EA04 ,  2C056EC12 ,  2C056EC34 ,  2C056EC74 ,  2C056EE17 ,  2C056HA07

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