特許
J-GLOBAL ID:201203029255071040

生体状態推定装置及びコンピュータプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 麦島 隆
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-244832
公開番号(公開出願番号):特開2012-095779
出願日: 2010年10月29日
公開日(公表日): 2012年05月24日
要約:
【課題】 人の状態をより正確に把握する技術を提供する。【解決手段】 人の上体から採取した生体信号の時系列波形から周波数の時系列波形を求め、さらに、周波数傾きの時系列波形、周波数変動の時系列波形を求めてこれらを周波数解析する手段を有する。周波数解析の際には、予め定めた機能調整信号、疲労受容信号及び活動調整信号に相当する各周波数のパワースペクトルを求める。そして、各パワースペクトルの時系列変化から人の状態を判定する。疲労受容信号は、通常の活動状態における疲労の進行度合いを示すため、これに併せて、機能調整信号や活動調整信号の優性度合いをそれらの分布率として比較することにより、人の状態(リラックス状態、疲労状態、交感神経優位の状態、副交感神経優位の状態など)をより正確に判定することができる。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
生体信号測定手段により人の上体から採取した生体信号を用いて、人の状態を推定する生体状態推定装置であって、 前記生体信号測定手段により得られる生体信号の時系列波形から、周波数の時系列波形を求める周波数演算手段と、 前記周波数演算手段により得られた前記生体信号の周波数の時系列波形において、所定のオーバーラップ時間で設定した所定の時間窓毎に前記周波数の傾きを求める移動計算を行い、時間窓毎に得られる前記周波数の傾きの時系列変化を周波数傾き時系列波形として出力する周波数傾き時系列解析演算手段と、 前記周波数傾き時系列解析演算手段から得られる周波数傾き時系列波形を周波数解析し、パワースペクトルの時系列変化を求めるスペクトル時系列変化演算手段と、 前記スペクトル時系列変化演算手段により得られたパワースペクトルの時系列変化から、予め定めた機能調整信号、疲労受容信号及び活動調整信号に相当する周波数成分を抜き出し、前記3つの周波数成分のパワースペクトルの値の合計を100とした際の前記3つの各周波成分の割合を時系列に算出して分布率波形として求める分布率波形演算手段と、 前記分布率波形演算手段により得られた分布率波形における前記3つの各周波成分の波形変化パターンを特定し、特定した波形変化パターンを、予め記憶部に記憶している波形変化パターンと人の状態との相関データに照らし、人の状態を判定する判定手段と を具備することを特徴とする生体状態推定装置。
IPC (3件):
A61B 5/11 ,  A61B 5/16 ,  A61B 5/024
FI (3件):
A61B5/10 310A ,  A61B5/16 ,  A61B5/02 320C
Fターム (14件):
4C017AA09 ,  4C017AB10 ,  4C017AC20 ,  4C017BD06 ,  4C017EE09 ,  4C017EE17 ,  4C017FF30 ,  4C038PP01 ,  4C038PP05 ,  4C038SS08 ,  4C038SV01 ,  4C038VB32 ,  4C038VB33 ,  4C038VC20

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