特許
J-GLOBAL ID:201203029831860218

リグニン誘導体、その誘導体を含む成形体、およびその成形体から製造される炭素繊維

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (8件): 久野 琢也 ,  矢野 敏雄 ,  高橋 佳大 ,  来間 清志 ,  星 公弘 ,  二宮 浩康 ,  篠 良一 ,  アインゼル・フェリックス=ラインハルト
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-545716
公開番号(公開出願番号):特表2012-515241
出願日: 2010年01月11日
公開日(公表日): 2012年07月05日
要約:
実験式 L(OH)z [式中、Lはヒドロキシル基のないリグニンを意味し、OHはLに結合された遊離ヒドロキシル基を意味し、且つzは、Lに結合された遊離ヒドロキシル基の100%を意味する] のリグニンから製造されるリグニン誘導体であって、該リグニン誘導体において、Lに結合された遊離ヒドロキシル基のx≧0.1%が、二価の残基Rxと共に誘導体化され、前記二価の残基Rxはエステル基、エーテル基またはウレタン基を介してLと連結しており、Lに結合された遊離ヒドロキシル基のy≧0.1%が、一価の残基Ryと共に誘導体化され、前記一価の残基Ryはエステル基、エーテル基またはウレタン基を介してLと連結しており、x+y=100%であり、且つ、z=0%であることを特徴とする、リグニン誘導体が発表される。さらに、該リグニン誘導体を含む成形体が発表される。該成形体は、繊維の形態、例えば、炭素繊維の製造のための前駆体繊維として存在できる。最終的に、先述の前駆体繊維から製造される炭素繊維が発表される。
請求項(抜粋):
実験式(1) L(OH)z (1) [式中、 Lはヒドロキシル基のないリグニンを意味し、 OHはLに結合された遊離ヒドロキシル基を意味し、且つ zは、Lに結合された遊離ヒドロキシル基の100%を意味する] のリグニンから製造されるリグニン誘導体であって、該リグニン誘導体において、 Lに結合された遊離ヒドロキシル基のx≧0.1%が、二価の残基Rxと共に誘導体化され、前記二価の残基Rxはエステル基、エーテル基またはウレタン基を介してLと連結しており、 Lに結合された遊離ヒドロキシル基のy≧0.1%が、一価の残基Ryと共に誘導体化され、前記一価の残基Ryはエステル基、エーテル基またはウレタン基を介してLと連結しており、 x+y=100%であり、且つ、 z=0%であることを特徴とする、リグニン誘導体。
IPC (5件):
C08H 7/00 ,  D01F 9/00 ,  D01F 9/17 ,  C07G 1/00 ,  C08L 97/02
FI (6件):
C08H7/00 ,  D01F9/00 Z ,  D01F9/17 ,  C07G1/00 ,  C08H6/00 ,  C08L97/02
Fターム (20件):
4H055AA01 ,  4H055AA03 ,  4H055AB99 ,  4H055AD22 ,  4H055CA60 ,  4H055DA13 ,  4H055DA73 ,  4J002AH001 ,  4J002GK00 ,  4J002GQ00 ,  4L035AA05 ,  4L035BB31 ,  4L035CC13 ,  4L035DD14 ,  4L035FF01 ,  4L037CS03 ,  4L037FA01 ,  4L037PA52 ,  4L037PC05 ,  4L037PS02

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