特許
J-GLOBAL ID:201203030105041940

リアクトル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山野 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-072181
公開番号(公開出願番号):特開2012-209327
出願日: 2011年03月29日
公開日(公表日): 2012年10月25日
要約:
【課題】部品点数が少なく、組立作業性に優れるリアクトルを提供する。【解決手段】リアクトル1は、コイル2と、コイル2が配置される内側コア部31とコイル2が配置されない外側コア部32とを有する磁性コア3と、コイル2と磁性コア3との間に配置されて、磁性コア3に対するコイル2の位置決めを行う絶縁部材4とを具える。内側コア部31は、複数のコア片31mとギャップ材31gとの積層物を絶縁性粘着テープ31tにより一体に固定した構成である。絶縁部材4は、コイル2と外側コア部32との間に配置される板状枠41から構成され、板状枠41は、コイル2と内側コア部31との間に介在される突出部42を具える。突出部42は、内側コア部31に対するコイル2の位置決めをすると共に、コイル2と内側コア部31との間の絶縁を確保する。絶縁部材4が筒状ボビンを具えていないことで、リアクトル1は、部品点数が少なく、工程数が少ない。【選択図】図2
請求項(抜粋):
コイルと、コイルが配置される内側コア部及びコイルが配置されない外側コア部とを有し、これら両コア部により閉磁路を形成する磁性コアと、前記コイルと前記磁性コアとの間に配置されて、前記磁性コアに対する前記コイルの位置決めを行う絶縁部材とを具えるリアクトルであって、 前記内側コア部は、磁性材料からなる複数のコア片と、前記コア片間に配置されるギャップ材と、これらコア片とギャップ材との組物を一体に固定する絶縁性粘着テープとを具え、 前記絶縁部材は、前記コイルと前記外側コア部との間に配置される一対の板状枠から構成され、前記各板状枠は、前記内側コア部と前記外側コア部とを接触させるために当該内側コア部が挿通される貫通孔を有し、 少なくとも一方の前記板状枠は、前記コイルと当該内側コア部の長手方向の一部との間に介在されて、当該内側コアに対する前記コイルの位置決めを行うと共に、両者間の絶縁を確保する突出部を具え、この突出部は、前記貫通孔に沿って設けられていることを特徴とするリアクトル。
IPC (1件):
H01F 37/00
FI (2件):
H01F37/00 E ,  H01F37/00 M

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