特許
J-GLOBAL ID:201203030228844052

鋳片の製造方法及び表面品質の優れた鋳片

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 溝上 哲也 ,  岩原 義則 ,  山本 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-027482
公開番号(公開出願番号):特開2012-166209
出願日: 2011年02月10日
公開日(公表日): 2012年09月06日
要約:
【課題】スラブの表層から離れた位置における気泡や介在物を低減し、気泡や介在物に起因する製品欠陥の発生を回避する。【解決手段】鋳型内溶鋼に鋳型幅方向の電磁攪拌流を付与する連続鋳造において、鋳型4長辺の外側に配置する電磁攪拌コイル1における磁極鉄芯1aのメニスカス2位置より鋳造方向下流側の長さLが、浸漬ノズル3の吐出孔3aから鋳型長辺の下端までの長さNの0.8倍以上とした電磁攪拌装置で、鋳型内溶鋼に電磁攪拌を行いながら鋳造することで、炭素含有率が0.004質量%以下の極低炭素鋼薄板用鋳片に対し、面積が0.005mm2以上の気泡及び非金属介在物の、鋳片表層から10〜50mm以内の鋳片中に存在する数の合計が0.020個/mm3以下である鋳片を製造する。【効果】表面品質に優れたスラブを安定して製造することが可能となる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
鋳型長辺の外側のメニスカス近傍に対向して配置した電磁攪拌装置によって鋳型内溶鋼に鋳型幅方向の電磁攪拌流を付与する連続鋳造において、 鋳型長辺の外側に配置する電磁攪拌コイルにおける磁極鉄芯のメニスカス位置より鋳造方向下流側の長さLが、浸漬ノズルの吐出孔から鋳型長辺の下端までの長さNの0.8倍以上となるようにした電磁攪拌装置で、鋳型内溶鋼に電磁攪拌を行いながら鋳造することを特徴とする鋳片の製造方法。
IPC (4件):
B22D 11/115 ,  B22D 11/11 ,  B22D 11/04 ,  B22D 11/00
FI (4件):
B22D11/115 B ,  B22D11/11 D ,  B22D11/04 311J ,  B22D11/00 A
Fターム (7件):
4E004AA09 ,  4E004FB02 ,  4E004FB04 ,  4E004MB12 ,  4E004NA01 ,  4E004NB01 ,  4E004NC04
引用特許:
審査官引用 (4件)
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