特許
J-GLOBAL ID:201203031247853816

ピニオンに噛み合う歯車の設計プログラム、該設計プログラムによる金型の製造方法及び該製造方法により製造された金型、該設計プログラムによるピニオンに噛み合う歯車の製造方法及び該製造方法により製造されたピニオンに噛み合う歯車

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-157533
公開番号(公開出願番号):特開2012-021538
出願日: 2010年07月12日
公開日(公表日): 2012年02月02日
要約:
【課題】ピニオンと相手歯車の歯面/歯底が干渉しない設計プログラム。【解決手段】歯幅方向、圧力角、回転運動のパラメータu、θ、Φによるピニオンの軌跡を関数f(u,θ,Φ)とし、関数f(θ,Φ)による任意断面のピニオンの軌跡とy=y*による複数の交点のz座標の関数f(Φ)に関し、任意区間(a,c)の三分点がa<b<c、f(b)<f(a)、f(b)<f(c)の範囲を求める第一ステップ、点b、cの中間点をdとし、f(b)<f(d)、a<b<d、f(b)<f(a)、f(b)<f(d)の場合、およびf(d)<f(b)、b<d<c、f(d)<f(b)、f(d)<f(c)の場合の関数f(Φ)の最小値存在区間を(a,d)、(b,c)とする第二ステップによる最小値存在区間を区間(a,c)と置き直す第三ステップとし、第二、三ステップを繰返し関数f(Φ)の最小値を歯車2の歯面/歯底のz座標の基準とする。【選択図】図4
請求項(抜粋):
ピニオン(1)に噛み合う歯車(2)の歯面座標又は歯底座標を算出するピニオンに噛み合う歯車の設計プログラムにおいて、 ピニオン(1)の歯幅方向のパラメータをu、ピニオン(1)の圧力角のパラメータをθ、ピニオン(1)の回転運動のパラメータをΦとし、ピニオン(1)の軌跡は関数f(u,θ,Φ)により決定され、任意の断面について考えることによって歯幅方向のパラメータuが任意になり、関数f(θ,Φ)により決定される任意の断面でのピニオン(1)の軌跡とy=y*により得られる複数の交点のz座標を表す関数f(Φ)に関し、 第一ステップにおいて、任意区間(a,c)において三分点a,b,cがa<b<cであり、f(b)<f(a)かつf(b)<f(c)である範囲を抽出する処理と、 第二ステップにおいて、抽出された任意区間(a,c)において、点bと点cの中間点dとし、f(d)の計算を行い、f(b)<f(d)であり、三分点a,b,dはa<b<dでかつ、f(b)<f(a)かつf(b)<f(d)である場合、関数f(Φ)の最小値の存在する区間を(a,d)とし、 f(d)<f(b)であり、三分点b,d,cはb<d<cでかつ、f(d)<f(b)かつf(d)<f(c)である場合、関数f(Φ)の最小値の存在する区間を(b,c)とする最小値区間を抽出する処理と、 第三ステップにおいて、第二ステップで抽出された新たな最小値のある区間を区間(a,c)として置き直す処理と、 前記第二ステップ及び第三ステップを繰り返し、最終的に区間(a,c)における関数f(Φ)の値の最小値を求めるという三分点法という計算処理により、 y=y*における該関数f(Φ)の最小値を求め、該最小値をピニオン(1)に噛み合う歯車(2)の歯面又は歯底のy=y*におけるz座標の基準として算出することを特徴とするピニオンに噛み合う歯車の設計プログラム。
IPC (3件):
F16H 55/08 ,  G06F 17/50 ,  F16H 55/17
FI (3件):
F16H55/08 Z ,  G06F17/50 680Z ,  F16H55/17 Z
Fターム (5件):
3J030AC10 ,  3J030BA10 ,  3J030BB11 ,  5B046BA05 ,  5B046JA01
引用特許:
審査官引用 (3件)

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