特許
J-GLOBAL ID:201203031452835162

終止コドンのリードスルーによるポリペプチドアイソフォームの細胞表面提示

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 小林 浩 ,  片山 英二 ,  大森 規雄 ,  鈴木 康仁
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-524256
公開番号(公開出願番号):特表2012-500637
出願日: 2009年08月28日
公開日(公表日): 2012年01月12日
要約:
本発明は、とりわけ、所望されるレベルの対象とするポリペプチドを発現する真核宿主細胞を生成または選択する方法であって、a)対象とするポリペプチドをコードする第1のポリヌクレオチド(Pn-POI)、第1のポリヌクレオチドの下流にある少なくとも1つの終止コドン、および免疫グロブリン膜貫通アンカーまたはその機能的変異体をコードする、終止コドンの下流にある第2のポリヌクレオチドを少なくとも含む少なくとも1つのカセット(Cas-POI)を含む異種核酸を含む複数の真核宿主細胞を提供するステップと、b)対象とするポリペプチドの少なくとも一部が免疫グロブリン膜貫通アンカーまたはその機能的変異体を含む融合ポリペプチドとして発現されるように、真核宿主細胞を培養して対象とするポリペプチドを発現させるステップであって、前記融合ポリペプチドが前記宿主細胞の表面上に提示されているステップと、c)細胞表面上に提示されている融合ポリペプチドの存在または量に基づいて少なくとも1つの真核宿主細胞を選択するステップとを含む方法に関する。それぞれ設計された異種核酸を含む宿主細胞、およびそれぞれの宿主細胞を使用してポリペプチドを産生する方法も提供される。
請求項(抜粋):
所望されるレベルの対象とするポリペプチドを発現する少なくとも1つの真核宿主細胞を選択する方法であって、 a)対象とするポリペプチドをコードする第1のポリヌクレオチド(Pn-POI)、第1のポリヌクレオチドの下流にある少なくとも1つの終止コドン、および免疫グロブリン膜貫通アンカーまたはその機能的変異体をコードする、終止コドンの下流にある第2のポリヌクレオチドを少なくとも含む少なくとも1つのカセット(Cas-POI)を含む異種核酸を含む複数の真核宿主細胞を提供するステップと、 b)対象とするポリペプチドの少なくとも一部が免疫グロブリン膜貫通アンカーまたはその機能的変異体を含む融合ポリペプチドとして発現されるように、真核宿主細胞を培養して対象とするポリペプチドを発現させるステップであって、前記融合ポリペプチドが前記宿主細胞の表面上に提示されているステップと、 c)細胞表面上に提示されている融合ポリペプチドの存在または量に基づいて少なくとも1つの真核宿主細胞を選択するステップと を含む方法。
IPC (6件):
C12N 15/09 ,  C12Q 1/02 ,  C12P 21/02 ,  C12N 1/15 ,  C12N 1/19 ,  C12N 5/10
FI (6件):
C12N15/00 A ,  C12Q1/02 ,  C12P21/02 C ,  C12N1/15 ,  C12N1/19 ,  C12N5/00 101
Fターム (33件):
4B024AA01 ,  4B024AA11 ,  4B024BA41 ,  4B024BA63 ,  4B024CA07 ,  4B024GA11 ,  4B024HA01 ,  4B024HA20 ,  4B063QA01 ,  4B063QA05 ,  4B063QA18 ,  4B063QQ79 ,  4B063QQ91 ,  4B063QR48 ,  4B063QR80 ,  4B063QS32 ,  4B063QS33 ,  4B063QX02 ,  4B064AG01 ,  4B064AG20 ,  4B064AG27 ,  4B064AG31 ,  4B064CA19 ,  4B064CC24 ,  4B064DA01 ,  4B064DA13 ,  4B065AA90Y ,  4B065AB01 ,  4B065AC14 ,  4B065BA02 ,  4B065CA24 ,  4B065CA44 ,  4B065CA46
引用文献:
審査官引用 (1件)
  • J Biotechnol., 2006年, 第125巻, 516-528ページ

前のページに戻る