特許

J-GLOBAL ID：201203031468721108

強度、導電率及び曲げ加工性に優れたチタン銅及びその製造方法

発明者： 川崎由記 ,  新見壽宏
出願人/特許権者： JX日鉱日石金属株式会社
代理人 (2件)： 赤尾 謙一郎 ,  下田 昭
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2010-233519
公開番号（公開出願番号）：特開2012-087343
出願日： 2010年10月18日
公開日（公表日）： 2012年05月10日
要約：

【課題】強度、導電率及び曲げ加工性に優れたチタン銅及びその製造方法を提供する。【解決手段】0.5〜4.5質量%のTiを含有し、残部がCu及び不可避不純物からなり、Ti濃度が8.5質量%以下の粒界反応相と、Ti濃度が15質量%を超える安定相との面積比である(粒界反応相の面積)/(安定相の面積)が14以上であって、0.2%耐力が850MPa以上、導電率が18%IACS以上であり、JIS H 3130に規定するW曲げ試験を圧延方向に直角な方向に行った際、割れの生じない最小曲げ半径(MBR、単位:mm)と板厚(t、単位:mm)との比(MBR/t)が1以下であるチタン銅である。【選択図】図1

請求項（抜粋）：

0.5〜4.5質量%のTiを含有し、残部がCu及び不可避不純物からなり、 Ti濃度が8.5質量%以下の粒界反応相と、Ti濃度が15質量%を超える安定相との面積比である(粒界反応相の面積)/(安定相の面積)が14以上であって、 0.2%耐力が850MPa以上、導電率が18%IACS以上であり、JIS H 3130に規定するW曲げ試験を圧延方向に直角な方向に行った際、割れの生じない最小曲げ半径(MBR、単位:mm)と板厚(t、単位:mm)との比(MBR/t)が1以下であるチタン銅。

IPC (7件)：

C22C 9/00 ,  C22C 9/06 ,  C22C 9/10 ,  C22F 1/08 ,  H01B 1/02 ,  B21B 3/00 ,  B21B 1/22

FI (7件)：

C22C9/00 ,  C22C9/06 ,  C22C9/10 ,  C22F1/08 B ,  H01B1/02 A ,  B21B3/00 L ,  B21B1/22 K

Fターム (14件)：

4E002AA08 ,  4E002AD05 ,  4E002BC05 ,  5G301AA07 ,  5G301AA08 ,  5G301AA09 ,  5G301AA14 ,  5G301AA19 ,  5G301AA21 ,  5G301AA24 ,  5G301AA30 ,  5G301AB02 ,  5G301AB05 ,  5G301AD03