特許
J-GLOBAL ID:201203032033822405

回転磁界センサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 星宮 勝美 ,  渡邊 和浩 ,  城澤 達哉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-192211
公開番号(公開出願番号):特開2012-047683
出願日: 2010年08月30日
公開日(公表日): 2012年03月08日
要約:
【課題】回転磁界の方向が基準方向に対してなす角度を検出する回転磁界センサにおいて、検出角度の誤差を低減する。【解決手段】第1の検出部10は第1および第2の検出回路11,12を有し、第2の検出部20は第3および第4の検出回路21,22を有している。検出回路12,22の出力信号の位相は、それぞれ検出回路11,21の出力信号の位相に対して、信号周期の1/4の奇数倍だけ異なっている。検出回路21の出力信号の位相は、検出回路11の出力信号の位相に対して、信号周期の1/2の整数倍を除く信号周期の1/6の整数倍だけ異なっている。回転磁界センサは、検出回路11,21の出力信号に基づいて第1の信号を生成し、検出回路12,22の出力信号に基づいて第2の信号を生成し、第1および第2の信号に基づいて角度検出値を算出する。【選択図】図3
請求項(抜粋):
基準位置における回転磁界の方向が基準方向に対してなす角度を検出する回転磁界センサであって、 第1の位置において前記回転磁界を検出する第1の検出部と、 第2の位置において前記回転磁界を検出する第2の検出部とを備え、 前記第1の検出部は、前記回転磁界の第1の方向の成分の強度を検出して、その強度を表す信号を出力する第1の検出回路と、前記回転磁界の第2の方向の成分の強度を検出して、その強度を表す信号を出力する第2の検出回路とを有し、 前記第2の検出部は、前記回転磁界の第3の方向の成分の強度を検出して、その強度を表す信号を出力する第3の検出回路と、前記回転磁界の第4の方向の成分の強度を検出して、その強度を表す信号を出力する第4の検出回路とを有し、 前記第1ないし第4の検出回路は、それぞれ、少なくとも1つの磁気検出素子を含み、 前記第1ないし第4の検出回路の出力信号は、互いに等しい信号周期で周期的に変化し、 前記第3の検出回路の出力信号の位相は、前記第1の検出回路の出力信号の位相と異なり、 前記第4の検出回路の出力信号の位相は、前記第2の検出回路の出力信号の位相と異なり、 回転磁界センサは、更に、 前記第1および第3の検出回路の出力信号に基づいて、前記回転磁界の第1の方向の成分の強度と前記回転磁界の第3の方向の成分の強度の両方と対応関係を有し、且つ、前記第1および第3の検出回路の出力信号に比べて、前記信号周期の1/3の周期の誤差成分が低減された第1の信号を生成する第1の演算回路と、 前記第2および第4の検出回路の出力信号に基づいて、前記回転磁界の第2の方向の成分の強度と前記回転磁界の第4の方向の成分の強度の両方と対応関係を有し、且つ、前記第2および第4の検出回路の出力信号に比べて、前記信号周期の1/3の周期の誤差成分が低減された第2の信号を生成する第2の演算回路と、 前記第1および第2の信号に基づいて、前記基準位置における前記回転磁界の方向が前記基準方向に対してなす角度と対応関係を有する角度検出値を算出する第3の演算回路とを備えたことを特徴とする回転磁界センサ。
IPC (2件):
G01D 5/245 ,  G01R 33/09
FI (2件):
G01D5/245 R ,  G01R33/06 R
Fターム (18件):
2F077AA11 ,  2F077AA20 ,  2F077CC08 ,  2F077NN02 ,  2F077NN04 ,  2F077NN05 ,  2F077NN06 ,  2F077NN17 ,  2F077NN24 ,  2F077PP14 ,  2F077QQ05 ,  2F077TT16 ,  2F077TT21 ,  2F077UU25 ,  2G017AA10 ,  2G017AD55 ,  2G017BA05 ,  2G017BA09

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