特許
J-GLOBAL ID：201203033070329766

ヘルペスウイルスの潜伏感染に関与する因子及びその利用

発明者：
近藤 一博

近藤 一博 について

, 
小林 伸行

小林 伸行 について


出願人/特許権者：
株式会社ウイルス医科学研究所

株式会社ウイルス医科学研究所 について


代理人 (1件)： 特許業務法人原謙三国際特許事務所
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2011-282375
公開番号（公開出願番号）：特開2012-110329
出願日： 2011年12月22日
公開日（公表日）： 2012年06月14日
要約：
【課題】精神障害を客観的に判定し得る方法および精神障害モデル動物を提供する。【解決手段】HHV-6核酸を含む組換え発現ベクターを導入してなることを特徴とする精神障害非ヒトモデル動物。特定のアミノ酸配列からなるタンパク質をコードする核酸。特定のアミノ酸配列からなるタンパク質。前記タンパク質及び遺伝子は、ヘルペスウイルスの潜伏感染に関与する因子である。精神障害患者の約50%に該因子に対する抗体が検出される一方、健常者ではほとんど検出されない。また、SITH-1を導入したマウスは、躁うつ病やうつ病様の精神障害を示した。【選択図】なし
請求項（抜粋）：
以下の(a)〜(d)のいずれかに記載の核酸を含む組換え発現ベクターを導入してなることを特徴とする精神障害非ヒトモデル動物。 (a)配列番号1に示されるアミノ酸配列からなるタンパク質をコードする核酸。 (b)配列番号1のアミノ酸配列において、10個以下のアミノ酸が置換、欠失、挿入、及び/又は付加されたアミノ酸配列からなり、かつ細胞内カルシウム濃度を上昇させる活性あるいはcalcium-modulating cyclophilin ligandと結合する活性を有するタンパク質をコードする核酸。 (c)配列番号2に示される塩基配列をオープンリーディングフレーム領域として有する核酸。 (d)配列番号2に示される塩基配列からなるDNAと相補的な塩基配列からなるDNAとストリンジェントなハイブリダイゼーション条件下でハイブリダイズし、かつ細胞内カルシウム濃度を上昇させる活性あるいはcalcium-modulating cyclophilin ligandと結合する活性を有するタンパク質をコードする核酸であって、上記ストリンジェントなハイブリダイゼーション条件下とは、ハイブリダイゼーション溶液(50%ホルムアミド、5×SSC(150mMのNaCl、15mMのクエン酸三ナトリウム)、50mMのリン酸ナトリウム(pH7.6)、5×デンハート液、10%硫酸デキストラン、及び20μg/mlの変性剪断サケ精子DNAを含む)中にて42°Cで一晩インキュベーションした後、約65°Cにて0.1×SSC中でフィルターを洗浄する条件である。
IPC (11件)：
C12N 15/09 ,  A01K 67/027 ,  C07K 14/03 ,  C07K 16/08 ,  C12N 1/15 ,  C12N 1/19 ,  C12N 1/21 ,  C12N 5/10 ,  C12M 1/00 ,  C12M 1/34 ,  G01N 33/53
FI (14件)：
C12N15/00 A ,  A01K67/027 ,  C12N15/00 F ,  C07K14/03 ,  C07K16/08 ,  C12N1/15 ,  C12N1/19 ,  C12N1/21 ,  C12N5/00 101 ,  C12M1/00 A ,  C12M1/34 B ,  G01N33/53 M ,  G01N33/53 N ,  G01N33/53 D
Fターム (21件)：
4B024AA11 ,  4B024CA04 ,  4B024CA20 ,  4B024DA02 ,  4B024EA02 ,  4B024GA11 ,  4B029AA07 ,  4B029AA23 ,  4B029BB20 ,  4B065AA91X ,  4B065AA95Y ,  4B065AB01 ,  4B065AC20 ,  4B065BA02 ,  4B065CA46 ,  4H045AA10 ,  4H045AA30 ,  4H045BA10 ,  4H045CA40 ,  4H045EA53 ,  4H045FA74
引用文献：
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

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