特許
J-GLOBAL ID:201203033736232940

燃料噴射弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 雅紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-144056
公開番号(公開出願番号):特開2012-097728
出願日: 2011年06月29日
公開日(公表日): 2012年05月24日
要約:
【課題】 開弁速度を向上させ、二次開弁を抑制可能であり、クリアランス管理を容易に行うことが可能な燃料噴射弁を提供する。【解決手段】 可動コア40は、固定コア60側の中央に、ニードル30の本体32が挿入される貫通孔44、および、固定コア60側の端面41に貫通孔44から径外方向へ環状に拡がって形成されることで鍔部33を収容する収容凹部45を有する。可動プレート50は、可動コア40およびニードル30に当接可能に、可動コア40のノズル部10とは反対側に設けられる。可動コア40と可動プレート50とが当接した状態において、鍔部33の軸方向の長さは、可動プレート50と収容凹部45の底壁452との軸方向の距離より小さい。これにより、第2スプリング90により押し戻された可動コア40による二次開弁の発生を抑制することができる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
筒状のハウジングと、 前記ハウジングの一方の端部に設けられ、噴孔および弁座を有するノズル部と、 前記ハウジングの内側に設けられる筒状の固定コアと、 前記ハウジング内に往復移動可能に収容され、前記弁座に着座可能なシール部が一方の端部に形成された棒状の本体、および、前記本体の他方の端部から径方向外側に拡がって形成される鍔部を有し、前記シール部が前記弁座から離座または前記弁座に着座することで前記噴孔を開閉するニードルと、 前記ハウジングの内側の前記固定コアと前記ノズル部との間に往復移動可能に設けられ、前記本体が挿通される貫通孔、および、前記固定コア側の端面に前記貫通孔から径外方向へ環状に拡がって形成されることで前記鍔部を収容する収容凹部を有する可動コアと、 前記可動コアの前記ノズル部とは反対側に設けられ、前記収容凹部よりも径が大きく形成され、前記可動コアおよび前記ニードルに当接可能な可動プレートと、 前記可動プレートを付勢することで前記可動コアを閉弁方向に付勢する第1付勢部材と、 前記第1付勢部材より小さい付勢力を有し、前記可動コアを付勢することで前記可動プレートを開弁方向に付勢する第2付勢部材と、 電力が供給されると磁力が発生し、前記可動コアを前記固定コア側に吸引するコイルとを備え、 前記鍔部の軸方向の長さは、前記可動コアと前記可動プレートとが当接した状態において、前記可動プレートの前記ニードルと当接可能な面と前記収容凹部の底壁との軸方向の距離より小さいことを特徴とする燃料噴射弁。
IPC (1件):
F02M 51/06
FI (3件):
F02M51/06 C ,  F02M51/06 D ,  F02M51/06 S
Fターム (8件):
3G066BA09 ,  3G066BA49 ,  3G066BA56 ,  3G066BA61 ,  3G066CC14 ,  3G066CD10 ,  3G066CD14 ,  3G066CE24
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 燃料噴射弁
    公報種別:公表公報   出願番号:特願2005-518112   出願人:ローベルトボツシユゲゼルシヤフトミツトベシユレンクテルハフツング
  • 気体燃料噴射弁
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-181894   出願人:愛三工業株式会社

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