特許
J-GLOBAL ID:201203033936440947
片麻痺指機能回復訓練装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (4件):
下田 容一郎
, 下田 憲雅
, 瀧澤 匡則
, 野崎 俊剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-196712
公開番号(公開出願番号):特開2012-050728
出願日: 2010年09月02日
公開日(公表日): 2012年03月15日
要約:
【課題】自力的伸張を促すことが可能な訓練装置を提供することを課題とする。【解決手段】訓練装置100は、片麻痺指機能回復訓練装置は、載せられた手の手首の近傍を揺動支点26として上下に往復動する手載せ台102と、手載せ台102に載せられた手の指の一本を押し下げて屈曲させ、屈曲された指が元に戻ろうとする伸張動作は妨げない指屈曲機構105と、指屈曲機構105で押し下げられた指の付け根を叩いて伸張動作を促す指叩き機構108とを含む。【効果】指11の伸張は、自力的伸張動作となるため、患者に自力的伸張を促し、回復訓練の効果を高めることができる。【選択図】図14
請求項(抜粋):
片方の手の指が麻痺した患者の前記指を回復訓練させる片麻痺指機能回復訓練装置であって、
この片麻痺指機能回復訓練装置は、
手を載せる手載せ台と、
この手載せ台に載せられた手の指の一本を押し下げて屈曲させ、屈曲された指が元に戻ろうとする伸張動作は妨げない指屈曲機構と、
この指屈曲機構で押し下げられた前記指の付け根を叩いて前記伸張動作を促す指叩き機構とからなり、
前記指屈曲機構は、
前記手載せ台の下方に設けられている第1軸から前記手載せ台にほぼ沿って延び、前記第1軸を中心に上下に旋回する第1アームと、
この第1アームを上下に旋回させる第1サーボモータと、
前記第1アームに加わるトルクを検出する第1トルク計測機構と、
前記第1アーム上を移動可能に設けられる第1スライダと、
前記手載せ台の上方に設けられている第2軸から前記第1アームに交差するように延ばされ、前記第2軸を中心に上下に旋回する第2アームと、
この第2アームを上下に旋回させる第2サーボモータと、
前記第2アームに加わるトルクを検出する第2トルク計測機構と、
前記第2アーム上を移動可能に設けられる第2スライダと、
前記第1スライダから上方に向かって延ばされる第1延長部と、
前記第2スライダから前記手載せ台に向かって延ばされる第2延長部と、
前記第1延長部の先端が前記第2延長部の先端に交差する交点で、前記第1延長部及び前記第2延長部を揺動自在に支持すると共に、前記指を押し下げる指押し部と、
前記第1・第2トルク計測機構からトルク情報を取得し前記第1サーボモータ及び第2サーボモータを制御する制御部とからなることを特徴とする片麻痺指機能回復訓練装置。
IPC (2件):
FI (2件):
引用特許:
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