特許
J-GLOBAL ID:201203034447713384

回転式圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 内藤 浩樹 ,  永野 大介 ,  藤井 兼太郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-151805
公開番号(公開出願番号):特開2012-013034
出願日: 2010年07月02日
公開日(公表日): 2012年01月19日
要約:
【課題】ベーンがベーン溝内を往復運動することにより発生する摺動損失を低減し、入力ロスが小さい回転式圧縮機を提供する。【解決手段】ベーンロータリー型回転式圧縮機において、シャフト4の偏心部41における反偏心軸側の外周面を主軸受け7に嵌入される主軸部42の外周面及び副軸受け8に嵌入される副軸部43の外周面よりへこませると共に、ピストン9の内周面とシャフト4の偏心部41に、ピストン9をシャフト4に組み付ける際の逃げ手段を設けて、偏心部41の軸径を小さくすることにより、シャフト4の偏心部41とピストン9の内周面で作用するオイルの粘性力を低減して、シャフト4の回転方向にピストン9に作用する、シャフト4の偏心部41中心回りの回転モーメントを小さくすることができ、ベーン11がベーン溝10内を往復運動することによって発生する摺動損失を低減することができる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
シリンダーと、該シリンダーの両端面に締結されてシリンダー室を形成する主軸受け及び副軸受けと、前記主軸受けと前記副軸受けとの間に偏心部を設けたシャフトと、前記シャフトの偏心部に嵌合されるピストンと、前記シリンダー室内を吸入室と圧縮室に仕切るベーンと、前記シリンダーに形成され、前記ベーンが往復運動するベーン溝を有し、前記ベーンの先端部を前記ピストンと揺動自在に嵌合接続して構成される回転式圧縮機であって、前記シャフトの偏心部における反偏心軸側の外周面を前記主軸受けに嵌入される主軸部の外周面及び前記副軸受けに嵌入される副軸部の外周面よりへこませると共に、前記ピストンの内周面と前記シャフトの偏心部に、前記ピストンを前記シャフトに組み付ける際の逃げ手段を設けたことを特徴とする回転式圧縮機。
IPC (2件):
F04C 18/324 ,  F04C 29/00
FI (2件):
F04C18/324 ,  F04C29/00 D
Fターム (9件):
3H129AA01 ,  3H129AA13 ,  3H129AA32 ,  3H129AB03 ,  3H129BB42 ,  3H129BB44 ,  3H129CC05 ,  3H129CC16 ,  3H129CC18
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開昭61-108887
  • 特開昭64-003290
  • 2気筒回転圧縮機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2008-270444   出願人:三菱電機株式会社

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