特許
J-GLOBAL ID:201203034795264240

光ファイバ伝送システム及び光受信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 岡田 賢治 ,  今下 勝博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-094057
公開番号(公開出願番号):特開2012-227765
出願日: 2011年04月20日
公開日(公表日): 2012年11月15日
要約:
【課題】本発明は、光MIMO技術を用いた光ファイバ伝送における長距離伝送を実現する技術を提供することを目的とする。【解決手段】FIRフィルタ装置6の遅延素子の遅延時間を、単にTの整数倍やT/2の整数倍に調整するのではなく、Dの整数倍又はDの整数倍に最も近いTの整数倍に調整する。ここで、Dは各光受信機2が受信した光信号の群遅延差であり、Tは各光送信器1が送信した光信号の1シンボル時間である。このように、群遅延差の補償に寄与するタップのみを残すことにより、FIRフィルタ装置6においてタップ数を削減し計算時間を短縮するとともに、光MIMO技術を用いた光ファイバ伝送において長距離伝送を実現する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
光信号を送信するN個(Nは1以上の整数)の光送信機と、 前記光信号を受信するM個(MはN以上の整数)の光受信機と、 前記N個の光送信機が送信した前記光信号を合波し、合波した前記光信号をP個(PはN以上の整数。ただし、Nが1であるときには、Pは2以上の整数)の伝搬モードを有する光ファイバに送出する合波器と、 前記光ファイバが伝搬した前記光信号を前記M個の光受信機に分波する分波器と、 各光受信機が受信した前記光信号について、Dの整数倍又はDの整数倍に最も近いTの整数倍(Dは各光受信機が受信した前記光信号の群遅延差であり、Tは各光送信器が送信した前記光信号の1シンボル時間である)に遅延時間を調整する遅延素子、並びに振幅及び位相を調整する振幅位相調整器からなるFIRフィルタを利用して、群遅延差を補償する群遅延差補償装置と、 を備えることを特徴とする光ファイバ伝送システム。
IPC (7件):
H04B 10/18 ,  H04B 10/02 ,  H04J 14/06 ,  H04J 14/04 ,  H04J 14/00 ,  H04B 3/06 ,  H04B 3/10
FI (4件):
H04B9/00 M ,  H04B9/00 F ,  H04B3/06 C ,  H04B3/10 C
Fターム (8件):
5K046AA08 ,  5K046EE02 ,  5K046EF02 ,  5K102AA01 ,  5K102KA02 ,  5K102KA33 ,  5K102KA40 ,  5K102PA11

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