特許
J-GLOBAL ID:201203034960620804

対話システム、対話制御方法およびプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木村 満
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-044406
公開番号(公開出願番号):特開2012-181697
出願日: 2011年03月01日
公開日(公表日): 2012年09月20日
要約:
【課題】対話システムで、コミュニケーションギャップをリアルタイムに解決し、持続的かつ自然なコミュニケーションを行う。【解決手段】インタラクション状態量算出部12は、ユーザPの発話における話者交替潜時、発話区間のピッチ、パワーまたはモーラを含むインタラクション状態量を検出する。コミュニケーション同調制御部13は、ユーザPとロボットシステム10とのコミュニケーション同調ずれ量を算出し、同調モデルを表す状態方程式による連続的な引き込み制御によりコミュニケーション同調ずれ量を最小化すると同時に、インタラクションルールによる離散的な引き込み制御により、ユーザPのインタラクション状態量をロボットシステム10のそれに近づけていく、または、ロボットシステム10のインタラクション状態量をユーザPのインタラクション状態量に近づけつつユーザPのインタラクション状態量をロボットシステム10のそれに近づけていく。【選択図】図1
請求項(抜粋):
話者の発話内容を認識する音声認識手段、およびその認識結果に応じて音声による聴覚的応答、および/または、身体的挙動の表現による視覚応答を出力する応答制御手段を備える対話システムであって、 前記話者の発話における、話者交替潜時、発話区間のピッチ、パワーまたはモーラを含む韻律特徴の状態量の検出、および/または、前記話者の身体的挙動を示す状態量の検出、を行う状態量検出手段と、 前記韻律特徴の状態量または前記身体的挙動を示す状態量を含むインタラクション状態量から、前記話者と前記応答制御手段とのインタラクション状態量のずれ量であるコミュニケーション同調ずれ量を算出する手段と、 前記応答制御手段のインタラクション状態量を変化させる規則であるインタラクションルールを記憶するルール記憶手段と、 前記コミュニケーション同調ずれ量に基づいて、前記ルール記憶手段から前記インタラクションルールを選択するルール選択手段と、 同調モデルを表す状態方程式による連続的な引き込み制御により、前記コミュニケーション同調ずれ量を最小化すると同時に、前記ルール選択手段で選択したインタラクションルールによる離散的な引き込み制御により、前記話者のインタラクション状態量を前記対話システムのインタラクション状態量に近づけていくこと、または、前記対話システムのインタラクション状態量を前記話者のインタラクション状態量に近づけつつ前記話者のインタラクション状態量を前記対話システムのインタラクション状態量に近づけていく同調制御手段と、 を備えることを特徴とする対話システム。
IPC (3件):
G06F 3/16 ,  G10L 15/22 ,  G10L 15/00
FI (3件):
G06F3/16 330Z ,  G10L15/22 300Z ,  G10L15/00 200H
Fターム (1件):
5D015LL11

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