特許
J-GLOBAL ID:201203035018017600

再暗号化システム、再暗号化装置、再暗号化方法、能力提供方法、及びプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 中尾 直樹 ,  中村 幸雄 ,  義村 宗洋
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-088314
公開番号(公開出願番号):特開2012-220834
出願日: 2011年04月12日
公開日(公表日): 2012年11月12日
要約:
【課題】復号鍵を提供することなく暗号文を別の暗号化鍵で再暗号化する能力を提供する。【解決手段】再暗号化装置は、第一暗号文C1に対応する第一入力情報τ1及び第二入力情報τ2を出力する。能力提供装置は、第一入力情報τ1を用い、或る確率より大きな確率でf(τ1)を正しく計算し、得られた演算結果を第一出力情報z1し、第二入力情報τ2を用い、或る確率より大きな確率でf(τ2)を正しく計算し、得られた演算結果を第二出力情報z2とする。再暗号化装置は、第一出力情報z1から演算結果u=f(C1)bx1を生成し、第二出力情報z2から演算結果v=f(C1)ax2を生成し、演算結果uに対する値uaと演算結果vに対する値vbとが互いに同一の平文に対する暗号文の類に属する場合に、a’a+b’b=1を満たす整数a’,b’についての値ub’va’を出力する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
再暗号化装置と能力提供装置とを有し、 G,Hが有限可換群、fが第一暗号化方式に則って平文mを第一暗号化鍵y1で暗号化して得られた群Hの元である第一暗号文C1が与えられたとき、当該第一暗号文C1を、第二暗号化方式に則って前記平文mを第二暗号化鍵y2で暗号化して得られる群Gの元である第二暗号文f(C1)=C2に変換するための関数、a,bが互いに素である自然数、第二暗号化方式に則って当該平文を前記第二暗号化鍵y2で暗号化して得られる可能性がある暗号文を要素とする集合を当該暗号文が属する暗号文の類、X1,X2が群Gに値を持つ確率変数、x1が確率変数X1の実現値、x2が確率変数X2の実現値であり、 前記再暗号化装置が、 前記第一暗号文C1に対応する群Hの元である第一入力情報τ1及び第二入力情報τ2を出力する入力情報提供部を含み、 前記能力提供装置が、 前記第一入力情報τ1を用い、或る確率より大きな確率でf(τ1)を正しく計算し、得られた演算結果を第一出力情報z1とする第一出力情報生成部と、 前記第二入力情報τ2を用い、或る確率より大きな確率でf(τ2)を正しく計算し、得られた演算結果を第二出力情報z2とする第二出力情報生成部と、を含み、 前記再暗号化装置が、さらに 前記第一出力情報z1から演算結果u=f(C1)bx1を生成する第一計算部と、 前記第二出力情報z2から演算結果v=f(C1)ax2を生成する第二計算部と、 前記演算結果uに対する値uaと前記演算結果vに対する値vbとが互いに同一の暗号文の類に属する場合に、a’a+b’b=1を満たす整数a’,b’についての値ub’va’を出力する最終出力部と、を含む、 再暗号化システム。
IPC (1件):
G09C 1/00
FI (1件):
G09C1/00 650A
Fターム (3件):
5J104NA02 ,  5J104NA18 ,  5J104NA39
引用特許:
審査官引用 (2件)
引用文献:
審査官引用 (2件)
  • “準同型写像に対する自己訂正について”
  • ペアリング暗号システムにおける自己訂正を用いた復号モジュールの構成および実装

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