特許
J-GLOBAL ID:201203035330138164

過給器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 石黒 健二 ,  長谷 真司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-243053
公開番号(公開出願番号):特開2012-092815
出願日: 2010年10月29日
公開日(公表日): 2012年05月17日
要約:
【課題】タービンインペラ2とシャフト4との締結構造の信頼性を向上でき、且つ、安価に製造できる過給器を提供する。【解決手段】シャフト4のタービン側には、タービンインペラ2を支持する一方の軸端部4aが設けられると共に、その軸端部4aに支持されるタービンインペラ2を軸方向に位置決めするスラスト面10が形成されている。タービンインペラ2には、複数の羽根2aを有するハブ2bの中心部を軸心方向に貫通する中心孔2cが形成されると共に、ハブ2bの外側端面から軸方向に凹設された筒状の窪孔2dを有し、この窪孔2dの底面中央部に中心孔2cの一端が開口している。このタービンインペラ2は、中心孔2cにシャフト4の一方の軸端部4aが挿通され、ハブ2bの内側端面をスラスト面10に当接させた状態で、中心孔2cから突き出る軸端部4aの雄ねじ部11に、窪孔2dの内部に挿入されたナット16を螺着して締め付け固定される。【選択図】図2
請求項(抜粋):
軸受を介してハウジングに回転自在に支持されるシャフトと、 このシャフトの一端側に固定されて内燃機関の排気流路に配置されるタービンインペラと、 前記シャフトの他端側に固定されて前記内燃機関の吸気流路に配置されるコンプレッサインペラとを有し、 前記内燃機関の排気エネルギを利用して前記タービンインペラを回転させ、このタービンインペラの回転動力により前記コンプレッサインペラを駆動して前記内燃機関に圧縮空気を供給する過給器であって、 前記シャフトの一端側には、外周にねじ山を形成した一方の軸端部が設けられると共に、前記一方の軸端部に支持される前記タービンインペラを軸方向に位置決めするスラスト面が形成され、 前記タービンインペラは、回転中心であるハブの中心部を軸心方向に貫通する中心孔を有し、この中心孔に前記一方の軸端部が挿通され、前記ハブの軸方向端面を前記スラスト面に当接させた状態で、前記中心孔より突き出る前記軸端部のねじ山にナットを螺着して締め付け固定されることを特徴とする過給器。
IPC (1件):
F02B 39/00
FI (2件):
F02B39/00 R ,  F02B39/00 Q
Fターム (3件):
3G005GB75 ,  3G005GB79 ,  3G005KA07

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