特許
J-GLOBAL ID:201203035561367638

インクジェットヘッドおよびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 宮崎 昭夫 ,  石橋 政幸 ,  緒方 雅昭
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-240811
公開番号(公開出願番号):特開2012-091405
出願日: 2010年10月27日
公開日(公表日): 2012年05月17日
要約:
【課題】連続した長期間の高周波駆動において、高印字スピードで、高デューティで、記録を実行する場合においても、発生するインクミストを親水部に留めておき、インク滴の吐出口への引き込みを防止するインクジェットヘッド及びその製造方法を提供すること。【解決手段】液体を吐出するために利用されるエネルギーを発生するエネルギー発生素子を有する基板と、液体を吐出するための吐出口および前記吐出口と連通する液体流路のパターンを形成し表面に撥水処理が施された流路形成部材とを含むインクジェットヘッドであって、前記インクジェットヘッドの吐出口を有する面に、撥水処理が施されている撥水領域と、前記流路形成部材内部に底を有し表面に撥水処理が施されていない窪みとを複数有することを特徴とするインクジェットヘッド。およびインクジェットヘッドの製造方法。【選択図】図2
請求項(抜粋):
液体を吐出するために利用されるエネルギーを発生するエネルギー発生素子を有する基板と、液体を吐出するための吐出口、および前記吐出口と連通する液体流路のパターンを形成し、表面に撥水層を有する流路形成部材とを含むインクジェットヘッドを製造する方法であって、 前記インクジェットヘッドは、前記流路形成部材内部に底を有し表面に前記撥水層を有さない窪みである親水部を含み、 カチオン重合性の光硬化性樹脂組成物から成り前記流路形成部材を形成するための感光材料層を前記基板上に設ける工程と、 前記感光材料層上に、撥水層形成用材料層を設ける工程と、 前記感光材料層および前記撥水層形成用材料層のうちの、少なくとも、前記吐出口および前記親水部に対応する領域をそれぞれ除いた領域を露光して、その露光した領域の感光材料層および撥水層形成用材料層を硬化させる第1の露光工程と、 前記感光材料層および前記撥水層形成用材料層のうちの、少なくとも前記吐出口に対応する領域を除き、前記親水部に対応する領域を含む領域を露光する第2の露光工程と を含むことを特徴とするインクジェットヘッドの製造方法。
IPC (2件):
B41J 2/16 ,  B41J 2/135
FI (2件):
B41J3/04 103H ,  B41J3/04 103N
Fターム (11件):
2C057AF44 ,  2C057AG04 ,  2C057AG07 ,  2C057AG08 ,  2C057AG14 ,  2C057AG46 ,  2C057AP34 ,  2C057AP37 ,  2C057AP47 ,  2C057AP60 ,  2C057BA04
引用特許:
審査官引用 (1件)

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