特許
J-GLOBAL ID:201203035580519449

ねじ形電池

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-231019
公開番号(公開出願番号):特開2012-084452
出願日: 2010年10月13日
公開日(公表日): 2012年04月26日
要約:
【課題】電源として電池を必要とする電子機器において、現状の電池はその形状のため、電池ケースの蓋を外し電極の正負極性を確認して行う作業となり、電池の交換・取付の作業が電子機器の保守にとって容易とはいえない。【解決手段】汎用に多用される円筒形あるいはコイン形の電池の構造・形状について、その円周の一部に、ねじ部を設け、そのねじ部は電池電極を兼ねる。ねじ部側の円形の上面に絶縁物で造られた円盤状の板を固定する。この絶縁物の板の円形の外面の中央に、汎用の工具であるプラス・ドライバーなどを用いて、これを回転させるための穴加工を行う。このねじ形電池は電気的な機能は現状の電池と同一でありながら、その皿ビスのような形状により電池自体をねじのように直接廻すことによって、取付・取外しを容易に行えることを特徴とする。さらに取付の際、Oリングを挿入すると電池の機密性も保てる。【選択図】 図6
請求項(抜粋):
現在 電子機器の電源として汎用に多用されている円筒形あるいはボタン形いわゆるコイン形の電池の構造・形状について、円筒形ではその円筒部の端側の一部に、コイン形電池ではその円周の一部に、ねじ部を設ける。そのねじ部は電池電極を兼ねるので銅など電導性の材料で造られ、電池素子の一方の電極と接続される。 既存の電池では電極となっている円形の面の上に、プラスチックなどの絶縁物で造られた円盤状、または円錐体を途中で切断した形状で円形の面の小さい方が電池部の円形の面とほぼ同じ大きさとした板を固定する。この電池部に固定した絶縁物の板の固定されてない方の大きい円形の面の中央に、汎用の工具であるプラス・ドライバー、あるいは六角レンチなどを用いて、これを回転させるための穴加工を行う。 このねじ形電池を横から見ると、その外形形状はビスの種類で言う“皿ビス”と似ています。ねじ形電池の他方の電極は、ねじ部と遠い方の円形の面に、ねじ部の電極と絶縁体により絶縁して電導部が配置され、電池素子の他方の電極と接続される。 このように、ねじ形電池は電気的な機能は現状の電池と同一でありながら、その皿ビスのような形状により電池自体をねじのように直接廻すことによって、取り付けたり取り外したりを容易に行えることを特徴とするねじ形電池。
IPC (2件):
H01M 2/02 ,  H01M 2/10
FI (4件):
H01M2/02 G ,  H01M2/02 C ,  H01M2/10 M ,  H01M2/10 A
Fターム (18件):
5H011AA06 ,  5H011BB03 ,  5H011CC06 ,  5H011DD05 ,  5H040AA03 ,  5H040AA06 ,  5H040AA32 ,  5H040AS11 ,  5H040AT01 ,  5H040AT03 ,  5H040AY03 ,  5H040AY11 ,  5H040CC12 ,  5H040CC44 ,  5H040DD02 ,  5H040DD23 ,  5H040DD28 ,  5H040JJ03

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