特許
J-GLOBAL ID:201203035779332925

リビングラジカル重合法のための触媒

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 山本 秀策 ,  安村 高明 ,  森下 夏樹
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2009065694
公開番号(公開出願番号):WO2010-027093
出願日: 2009年09月08日
公開日(公表日): 2010年03月11日
要約:
リビングラジカル重合方法のための触媒であって、炭素からなる中心元素と、該中心元素に結合した少なくとも1つのハロゲン原子とを含む触媒が提供される。また、炭化水素化合物を触媒前駆体として使用することができる。この触媒の存在下で、ラジカル反応性不飽和結合を有するモノマーをラジカル重合反応させることにより、分子量分布の狭いポリマーを得ることができ、リビングラジカル重合のコストを劇的に低減することができる。本発明は、触媒の低毒性、低使用量、高溶解性、温和な反応条件、無着色・無臭(成形品の後処理が不要)などの利点を有し、従来のリビングラジカル重合方法に比べて格段に環境に優しく経済性に優れる。
請求項(抜粋):
リビングラジカル重合法のための触媒であって、 該触媒は、炭素からなる少なくとも1つの中心元素と、該中心元素に結合したハロゲン原子とを含み、 該中心元素には、さらに、電子吸引性置換基または該中心元素と一緒になって共鳴構造を形成する置換基が2つまたは3つ結合しており、 ここで、該置換基が2つ存在する場合、該2つの置換基は互いに連結されて該中心元素と該2つの置換基が環構造を形成してもよく、 該置換基が3つ存在する場合、該3つの置換基のうちの2つが互いに連結されて該連結された2つの置換基と中心元素とが環構造を形成してもよく、該3つの置換基が互いに連結されて環構造を形成してもよく、 該中心元素に結合した置換基により、該中心元素からハロゲン原子が脱離して生成する炭素ラジカルが安定化される、 触媒。
IPC (2件):
C08F 4/00 ,  C08F 4/04
FI (2件):
C08F4/00 ,  C08F4/04
Fターム (2件):
4J015AA04 ,  4J015EA06

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