特許
J-GLOBAL ID:201203036077432383

バルブタイミング調整装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 雅紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-088998
公開番号(公開出願番号):特開2012-219767
出願日: 2011年04月13日
公開日(公表日): 2012年11月12日
要約:
【課題】 エンジン始動時におけるストッパピンの作動不良によるベーンロータのロック解除不良の発生を防止するバルブタイミング調整装置を提供する。【解決手段】 バルブタイミング調整装置においてエンジン始動時ベーンロータの収容孔に収容されているストッパピンがハウジングの嵌合孔に嵌合することでハウジングとベーンロータとを拘束している。エンジン始動後、ECUは油圧制御弁に対して進角室及び遅角室に同じ圧力の作動油を供給する保持デューティ比を入力する(S106)。次に保持デューティ比が入力された時刻からクランクシャフトが720度回転するのに必要な時間が経過したか否かを判定する(S107)。当該時間において、ベーンロータに作用する進角油圧トルク、遅角油圧トルクおよびカムトルクの合成トルクの方向が遅角方向となるため、ストッパピンと嵌合孔とが接触しなくなる。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
内燃機関の駆動軸の駆動力を従動軸に伝達するとともに前記駆動軸と前記従動軸との回転位相を可変にし、吸気弁及び排気弁の少なくとも一方の開閉タイミングを調整するバルブタイミング調整装置であって、 前記駆動軸または前記従動軸の一方とともに回転するハウジングと、 前記駆動軸または前記従動軸の他方とともに回転し、前記ハウジング内部を遅角室および進角室に仕切るベーンを有し、前記ハウジングに対して相対回動可能なベーンロータと、 前記進角室または前記遅角室に供給する作動油の圧力を発生する圧力発生手段と、 前記ベーンロータに形成される収容孔に摺動可能に収容され、前記ハウジングの回転軸方向の一方の内壁に形成された嵌合孔に嵌合することで前記ハウジングに対する前記ベーンロータの相対回動を拘束する規制部材と、 前記圧力発生手段が発生する作動油の圧力値を制御する制御手段と、 前記制御手段が前記進角室内の作動油の圧力と前記遅角室内の作動油の圧力とを同じにする保持デューティ比を前記圧力発生手段に入力する時刻である第1時刻から所定時間を経過したか否かを判定する第1判定手段と、 を備え、 前記第1判定手段により前記第1時刻から所定時間が経過したと判定するとき、前記制御手段は前記ベーンロータが目標位相となる作動油の圧力を前記進角室および前記遅角室の少なくとも1つに供給するデューティ比を前記圧力発生手段に入力することを特徴とするバルブタイミング調整装置。
IPC (2件):
F01L 1/356 ,  F02D 13/02
FI (2件):
F01L1/34 E ,  F02D13/02 H
Fターム (14件):
3G018AB02 ,  3G018BA36 ,  3G018CB02 ,  3G018DA75 ,  3G018FA01 ,  3G018FA07 ,  3G018FA16 ,  3G018GA02 ,  3G018GA32 ,  3G092AA11 ,  3G092DA10 ,  3G092EA13 ,  3G092FA11 ,  3G092FA44

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