特許
J-GLOBAL ID:201203036254631723
燃料噴射弁
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
矢作 和行
, 野々部 泰平
, 久保 貴則
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-079562
公開番号(公開出願番号):特開2012-149648
出願日: 2012年03月30日
公開日(公表日): 2012年08月09日
要約:
【課題】ニードル弁の離座方向への移動速度を高める機能を簡単な構造で実現する燃料噴射弁の提供。【解決手段】燃料噴射弁110のニードル弁120は可動コア134と係合する第一、第二係合部62a、62bを具備するニードル弁側移動規制機構62を有しニードル弁20に対して相対運動可能な可動コア134は第一、第二係合部62a、62bと夫々係合する第一、第二係合部64a、64bを具備するコア側移動規制機構64を有する。電磁駆動部46は可動コア134を吸引する磁気吸引力を発生する。コイルスプリング56は可動コア134に当接し磁気吸引力とは逆向きの弾性力を可動コア134に付与する。ニードル弁120は凸部124を有し、可動コア34は凸部124の内側で往復移動する凹部150を有する。凸部124には第一、第二係合部62a、62bが形成され、凹部150には第一、第二係合部64a、64bが形成されている。【選択図】図6
請求項(抜粋):
燃料を噴射する噴孔と、前記噴孔へ向う燃料の流れ方向の上流側に形成されるシート部とを有するボディと、
前記ボディの内部に軸方向に往復直線運動可能に収容され、前記シート部に着座することにより前記噴孔からの燃料噴射を禁止する一方で、前記シート部から離座することにより前記噴孔からの燃料噴射を許容するニードル弁と、
筒状に形成され、前記ニードル弁に対して相対運動可能であって、前記着座方向に移動することにより前記ニードル弁を前記着座方向に移動させ、前記離座方向に移動することにより前記ニードル弁を前記離座方向に移動させる可動コアと、
前記可動コアの前記離座方向側に配置され、通電されることにより、前記可動コアを前記離座方向に吸引する磁気吸引力を発生する電磁駆動部であって、前記可動コア側の端面に前記磁気吸引力を発生する吸引部を形成する固定コアを有する電磁駆動部と、
前記固定コアの内周側に収容され、前記可動コアにおいて前記固定コアの前記吸引部と当接可能な外壁面に当接して、前記可動コアを前記着座方向に付勢する弾性力を前記可動コアに付与する弾性部材と、を備え、
前記ニードル弁および前記可動コアのいずれか一方には、前記軸方向で向い合う内面の対を有する凹部が設けられ、他方には、前記凹部内に突入した状態で前記凹部の前記内面の対の間を前記軸方向に移動可能であり、前記内面の対と向い合う外面の対を有する凸部が設けられており、
前記ニードル弁は、前記可動コアと係合するニードル弁側第一係合部と、ニードル弁側第二係合部とを有し、前記可動コアは、前記ニードル弁側第一係合部と係合するコア側第一係合部と、前記ニードル弁側第二係合部と係合するコア側第二係合部とを有し、
前記凹部の前記内面の対は、それらニードル弁側およびコア側のうち、一方の側の前記第一係合部および前記第二係合部をそれぞれ形成し、前記凸部の前記外面の対は、他方の側の前記第一係合部および前記第二係合部をそれぞれ形成し、
前記ニードル弁側第一係合部と前記コア側第一係合部とが係合すると、前記可動コアの前記ニードル弁に対する前記着座方向への移動が規制され、前記ニードル弁側第二係合部と前記コア側第二係合部とが係合すると、前記可動コアの前記ニードル弁に対する前記離座方向への移動が規制され、
前記凹部は前記可動コアに設けられ、前記凸部は前記ニードル弁に設けられており、
前記コア側第一係合部は、前記凹部の前記内面の対うち、前記離座方向側の内面に設けられ、前記コア側第二係合部は、前記着座方向側の内面に設けられており、
前記ニードル弁側第一係合部は、前記凸部の前記外面の対のうち、前記離座方向側の外面に設けられ、前記ニードル弁側第二係合部は、前記着座方向側の外面に設けられており、
前記可動コアの前記外壁面は、前記可動コアの前記凹部よりも前記離座方向側に設けられ、
さらに前記可動コアは、前記外壁面および前記コア側第一係合部を有する第一部材と、前記第一部材と異なる部材よりなり前記コア側第二係合部を有する第二部材とからなっていることを特徴とする燃料噴射弁。
IPC (2件):
FI (4件):
F02M51/06 C
, F02M51/06 K
, F02M51/06 A
, F02M61/10 K
Fターム (4件):
3G066AA02
, 3G066BA19
, 3G066CC06U
, 3G066CE22
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