特許
J-GLOBAL ID:201203036561420799

トナーの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 阿部 琢磨 ,  黒岩 創吾
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-270777
公開番号(公開出願番号):特開2012-118466
出願日: 2010年12月03日
公開日(公表日): 2012年06月21日
要約:
【課題】 低温部から高温部において広い定着可能域を有し、トナーの耐熱保存性が高く、高品位な画像が得られる溶解懸濁トナーを提供すること。【解決手段】 溶解懸濁法によるトナーの製造方法であって、有機溶媒を除去した後、Tp’-15.0≦t≦Tp’-5.0を満たす加熱温度t(°C)にて0.5時間以上の加熱処理を行う工程を有する。 トナーに含有される結着樹脂は、結晶構造を有するブロックポリマーを主成分として含有し、前記結着樹脂中の結晶構造をとりうる部位の割合が50質量%以上85質量%以下であり、前記トナーの示差走査熱量計(DSC)による吸熱量測定において、結着樹脂に由来する最大吸熱ピークのピーク温度Tpが50°C以上80°C以下であることを特徴とする。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
結晶構造を有するブロックポリマーを主成分とする結着樹脂、着色剤及びワックスを有機溶媒に溶解及び/又は分散したトナー材料を、水系媒体中に乳化及び/又は分散させて油滴を形成する工程と、前記油滴から前記有機溶媒を除去する工程と、有機溶媒を除去した後、下記式(1) Tp’-15.0≦t≦Tp’-5.0 (1) (Tp’は、DSCによる吸熱量測定におけるブロックポリマーの最大吸熱ピークのピーク温度を表す。) を満たす加熱温度t(°C)にて0.5時間以上の加熱処理を行う工程と、を有するトナーの製造方法であって、 前記結着樹脂が、ポリエステルを主成分として含有し、 前記結着樹脂中の結晶構造をとりうる部位の割合が50質量%以上85質量%以下であり、 前記トナーの示差走査熱量計(DSC)による吸熱量測定において、結着樹脂に由来する最大吸熱ピークのピーク温度Tpが50°C以上80°C以下であることを特徴とするトナーの製造方法。
IPC (1件):
G03G 9/087
FI (2件):
G03G9/08 381 ,  G03G9/08 331
Fターム (8件):
2H005AA01 ,  2H005AB03 ,  2H005AB09 ,  2H005CA08 ,  2H005CA14 ,  2H005CA18 ,  2H005DA06 ,  2H005EA03
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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