特許
J-GLOBAL ID:201203036795008417

フィブロネクチンのエクストラドメインBに対する特異的結合親和性を有する修飾ユビキチンタンパク質

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 辻丸 光一郎 ,  中山 ゆみ ,  吉田 玲子 ,  伊佐治 創
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-504036
公開番号(公開出願番号):特表2012-523227
出願日: 2010年12月14日
公開日(公表日): 2012年10月04日
要約:
本発明は、修飾ユビキチンから得られ、高い親和性でフィブロネクチンのエクストラドメインB(ED-B)に結合可能な、新規ヘテロ多量体タンパク質に関する。さらに、本発明は、薬学的活性成分および/または診断用活性成分を融合した前記組換えタンパク質を含む、融合タンパク質に関する。本発明は、さらに、医療用治療方法における前記タンパク質の使用を対象とする。【選択図】なし
請求項(抜粋):
フィブロネクチンのエクストラドメインB(ED-B)に結合可能なタンパク質であって、 前記タンパク質は、2つの単量体ユビキチンユニットが、互いにヘッドトゥテイル配置で結合された修飾ヘテロ二量体ユビキチンタンパク質を含み、 前記二量体タンパク質の各単量体は、配列番号1の2、4、6、8、62、63、64、65、66および68位における、少なくとも6個のアミノ酸の置換により、異なる修飾がなされ、 前記置換は、下記(1)または(2)を含み、さらなる修飾、好ましくは、他のアミノ酸の置換を任意で含み、 (1)第1単量体ユニットにおける、少なくとも6、8、63、64、65および66位のアミノ酸の置換、および、 第2単量体ユニットにおける、少なくとも6、8、62、63、64、65および66位のアミノ酸の置換、任意にさらに2位のアミノ酸の置換 (2)第1単量体ユニットにおける、少なくとも2、4、6、62、63、64、65および66位のアミノ酸の置換、および、 第2単量体ユニットにおける、少なくとも6、8、62、63、64、65および66位のアミノ酸の置換、任意にさらに2位のアミノ酸の置換 前記修飾単量体ユビキチンユニットが、配列番号1に対し、少なくとも80%、少なくとも85%および少なくとも90%の群から選択される少なくとも一つのアミノ酸同一性を有し、 前記フィブロネクチンのED-Bドメインに対する前記タンパク質の特異的結合親和性がKd=10-7〜10-12Mであり、前記タンパク質が、前記フィブロネクチンのエクストラドメインB(ED-B)に対して一価の結合活性を示す、 タンパク質。
IPC (12件):
C12N 15/09 ,  C07K 19/00 ,  C07K 14/78 ,  C07K 14/47 ,  C12N 1/15 ,  C12N 1/19 ,  C12N 1/21 ,  C12N 5/10 ,  A61K 38/00 ,  A61K 45/00 ,  A61P 35/00 ,  G01N 33/531
FI (12件):
C12N15/00 A ,  C07K19/00 ,  C07K14/78 ,  C07K14/47 ,  C12N1/15 ,  C12N1/19 ,  C12N1/21 ,  C12N5/00 101 ,  A61K37/02 ,  A61K45/00 ,  A61P35/00 ,  G01N33/531 A
Fターム (37件):
4B024AA01 ,  4B024AA12 ,  4B024BA44 ,  4B024BA80 ,  4B024CA02 ,  4B024GA11 ,  4B024HA01 ,  4B065AA93Y ,  4B065AB01 ,  4B065AC14 ,  4B065BA02 ,  4B065CA24 ,  4B065CA25 ,  4B065CA44 ,  4B065CA46 ,  4C084AA01 ,  4C084AA02 ,  4C084AA07 ,  4C084AA19 ,  4C084BA01 ,  4C084BA20 ,  4C084BA41 ,  4C084MA02 ,  4C084NA14 ,  4C084ZB261 ,  4C084ZC751 ,  4H045AA10 ,  4H045AA11 ,  4H045BA10 ,  4H045BA41 ,  4H045CA40 ,  4H045DA76 ,  4H045DA86 ,  4H045EA28 ,  4H045EA51 ,  4H045FA20 ,  4H045FA74
引用特許:
審査官引用 (1件)

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