特許
J-GLOBAL ID:201203037103035440

サブクラステスト関数の実行結果を再利用してプログラムを最適化する最適化装置、最適化方法及び最適化プログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 上野 剛史 ,  太佐 種一 ,  市位 嘉宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-050998
公開番号(公開出願番号):特開2012-190093
出願日: 2011年03月09日
公開日(公表日): 2012年10月04日
要約:
【課題】サブクラステスト関数の実行結果を再利用してプログラムを最適化する技術を提供する。【解決手段】最適化装置100は、サブクラステスト関数のコードの再利用可能性を、グローバルメモリへのアクセスが関数呼び出しにおいて指定された型情報の読み出しのためのアクセスのみであるか否かに基づいて判定する再利用可能性判定部120と、再利用可能であると判定したコードの実行結果を指定情報と共に、実際にアクセスされた型情報に関連付けて記憶装置105に格納するプロファイリング部130と、再利用可能であると判定したコードを呼び出す関数呼び出しの検出に応答して、関数呼び出しにおいて指定される指定情報が一致することを条件に実行結果を再利用する再利用処理部140と、実行結果に関連付けられる型情報を監視して変更がなされた場合に実行結果の再利用を禁止する監視部145とを備える。【選択図】図1
請求項(抜粋):
コンピュータの処理により、実行対象のプログラムにおけるサブクラステスト関数の実行結果を再利用するプログラムの最適化方法であって、 前記コンピュータが、実行対象のプログラムに含まれるサブクラステスト関数の関数呼び出しから呼び出されるコードの再利用可能性を、該コードにおけるグローバルメモリへのアクセスが、前記関数呼び出しにおいて指定された型情報及び該型情報から辿ることの可能な情報の読み出しのためのアクセスのみを含むか否かに基づいて判定するステップと、 前記コンピュータが、再利用可能であると判定したコードの実行結果を該コードの関数呼び出しにおいて指定された指定情報と共に、該コードにおいて実際にアクセスされた型情報に関連付けて、前記コードのプロファイル情報として記憶装置に格納するステップと、 前記コンピュータが、再利用可能であると判定したコードを呼び出すサブクラステスト関数の関数呼び出しの検出に応答して、前記記憶装置から前記コードのプロファイル情報を読み出し、該プロファイル情報の指定情報と検出した前記関数呼び出しにおいて指定される指定情報とが一致することを条件に前記プロファイル情報の実行結果を再利用するステップと、 前記コンピュータが、前記記憶装置に格納されるプロファイル情報に含まれる実行結果に関連付けられた型情報を監視して、該型情報に対する変更に応答して前記型情報に関連付けられた実行結果の再利用を禁止するステップと、 を含む最適化方法。
IPC (1件):
G06F 9/44
FI (2件):
G06F9/44 530P ,  G06F9/44 530J
引用特許:
出願人引用 (1件)

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