特許
J-GLOBAL ID:201203037569038890

ベルト式駆動装置における無停止変速機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 藤田 邦彦 ,  藤田 典彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-185960
公開番号(公開出願番号):特開2012-042029
出願日: 2010年08月23日
公開日(公表日): 2012年03月01日
要約:
【課題】ベルト式駆動装置の変速機構において、高速と低速の切換およびメインクラッチの入り切りを容易に行う。【解決手段】駆動軸1に設けた駆動プーリと、従動軸4に設けた伝動比率が異なる従動プーリの間にそれぞれベルト7、8を遊動状態に掛け渡し、いずれか一方のベルトをアーム12、13に装着したテンションローラ9、10で押圧し、高速と低速の切換を行う。アームの回動は一端をリンク杆21、22に支持したロッド16、17の上下動によって行う。リンク杆はリンク杆支持軸18から上放射方向に突出させたリンク作動杆19、20に連結し、変速レバー23でリンク杆支持軸を回動させることによって対称的に上下動させる。リンク杆支持軸18は上下動可能とし、メインクラッチレバー28の操作によって、低速側及び高速側いずれのテンションローラもベルトを押圧しない位置に移動可能とする。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
駆動軸に設けた二つの駆動プーリと、従動軸に設けた伝動比率が異なる二つの従動プーリの間にそれぞれベルトを遊動状態に掛け渡し、二つのベルトの側方に設けた二つのテンションローラのいずれか一方でベルトを押圧するものであって、二つのテンションローラは、基端部が軸支されて独立して回動するアームに装着し、該アームは側方に突出させたアーム作動杆に一端を連結したロッドの軸方向の移動によって回動させて、テンションローラによるベルトの押圧を行い、ロッドの他端はリンク杆支持軸から一定角度の放射方向に突出させたリンク作動杆に上端が軸支されたリンク杆の下端に軸支し、リンク作動杆が固定されているリンク杆支持軸を変速レバーで回動させることによってリンク杆の位置を変位させて低速側のロッドと高速側のロッドの軸方向位置を変更して低速側ベルトの駆動と高速側ベルトの駆動を変更するベルト式変速機構において、 リンク杆支持軸は、固定軸に軸支されたリンク支持板に軸支し、リンク支持板の一部に軸支したメインクラッチロッドの操作によってリンク支持板を回動させてリンク杆支持軸の位置を、低速側のテンションローラ及び高速側のテンションローラのいずれもが、ベルトを押圧しないメインクラッチOFF位置に移動させることができるようにしたことを特徴とするベルト式駆動装置における無停止変速機構。
IPC (2件):
F16H 7/12 ,  F16H 9/06
FI (2件):
F16H7/12 C ,  F16H9/06 A
Fターム (16件):
3J049AA01 ,  3J049AB01 ,  3J049BB05 ,  3J049BB14 ,  3J049BD03 ,  3J049BD07 ,  3J049CA07 ,  3J050AA01 ,  3J050BA06 ,  3J050BA12 ,  3J050BA15 ,  3J050BB01 ,  3J050BB17 ,  3J050CC08 ,  3J050CD07 ,  3J050DA06
引用特許:
審査官引用 (3件)

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