特許
J-GLOBAL ID:201203037740474474

切削インサート

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 志賀 正武 ,  高橋 詔男 ,  増井 裕士 ,  細川 文広
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-187382
公開番号(公開出願番号):特開2012-045634
出願日: 2010年08月24日
公開日(公表日): 2012年03月08日
要約:
【課題】中切削から切り込み量が極々小さな仕上げ切削でも確実な切屑処理を図る。【解決手段】切刃4のコーナ部4A内側のすくい面2上に形成した突起部5の壁面5Dからすくい面2にかけて、コーナ部4Aの二等分線Lの両側に一対の凸部7を切刃4側に延出して形成し、これら凸部7に、コーナ部4A側を向いて切刃4側に向かうに従い互いに離間する第1壁面7Aと、コーナ部4A両端に連なる切刃4側を向く第2壁面7Bを、互いの交差稜線Mから離間するに従いすくい面2側に向かう傾斜面として形成し、交差稜線Mを突起部5のコーナ部4A側の頂部5Cより低位置で壁面5Dに交差させ、凸部7からコーナ部4Aにかけてのすくい面2に、コーナ部4Aに向けて段階的に低くなる複数段の底面8A、8Bとコーナ部4A側に向かうに従い低くなるように傾斜した複数段の壁面8C、8Dを有する階段状の凹所8を形成する。【選択図】図8
請求項(抜粋):
インサート本体のすくい面の周縁にコーナ部を有する切刃が形成され、上記コーナ部の内側の上記すくい面上には、上記切刃との間に間隔をあけて突出する突起部が形成されているとともに、この突起部の壁面から上記すくい面にかけては、上記コーナ部の二等分線を挟んで両側に一対の凸部が上記切刃側に延出するように形成されており、これら一対の凸部は、上記切刃のコーナ部側を向いて上記突起部の壁面から上記切刃側に向かうに従い互いに離間して延びる第1壁面と、この第1壁面に交差して上記コーナ部の両端部に連なる上記切刃側を向く第2壁面とを備えていて、これら第1、第2壁面は、互いの交差稜線から離間するに従い上記すくい面側に向かって傾斜する傾斜面とされており、この交差稜線が上記突起部の上記コーナ部側における頂部よりも低い位置で該突起部の壁面に交差させられているとともに、これら一対の凸部から上記コーナ部にかけての上記すくい面には、該コーナ部に向けて段階的に低くなる複数段の底面と、これらの底面の上記コーナ部とは反対側に形成されて該コーナ部側に向かうに従い漸次低くなるように傾斜した複数段の壁面とを有する階段状の凹所が形成されていることを特徴とする切削インサート。
IPC (1件):
B23B 27/22
FI (1件):
B23B27/22
Fターム (2件):
3C046JJ02 ,  3C046JJ04

前のページに戻る