特許
J-GLOBAL ID:201203039107363674

梁の振動低減機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 志賀 正武 ,  高橋 詔男 ,  渡邊 隆 ,  佐伯 義文
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-027109
公開番号(公開出願番号):特開2012-167438
出願日: 2011年02月10日
公開日(公表日): 2012年09月06日
要約:
【課題】片持ち梁の振動を低減させ得る有効適切な振動低減機構を提供する。【解決手段】片持ち梁7(片持ち小梁7b)の基端に両端支持梁(小梁4)の一端が接合され、片持ち梁の振動が両端支持梁に伝達されてそれらが同期して振動可能とされ、両端支持梁の中間部を支持する支持部材(付加梁10)が両端支持梁と相対振動可能に設けられて、支持部材と両端支持梁との間にそれらの相対振動により作動する回転慣性質量ダンパー14が介装されてなる。回転慣性質量ダンパーと支持部材とにより構成される付加振動系の固有振動数を制振対象の主振動系の固有振動数に同調させる。回転慣性質量ダンパーと支持部材との間に介装した付加ばねのばね剛性の調整により付加振動系の固有振動数を調整可能とする。【選択図】図1
請求項(抜粋):
基端部が支持され先端部が自由端とされた状態で設置される片持ち梁を対象として、該片持ち梁の振動を低減するための機構であって、 前記片持ち梁の基端に両端支持梁の一端が接合されてその接合点を支持点としてそれら片持ち梁の基端と両端支持梁の一端とが一体に支持されることにより、前記片持ち梁の振動が前記支持点を介して前記両端支持梁に伝達されてそれら片持ち梁と両端支持梁とが前記支持点を支点として同期して振動可能とされ、 前記両端支持梁の中間部を支持する支持部材が前記両端支持梁と相対振動可能に設けられて、該支持部材と前記両端支持梁との間にそれらの相対振動により作動する回転慣性質量ダンパーが介装されてなることを特徴とする梁の振動低減機構。
IPC (2件):
E04B 1/98 ,  F16F 15/02
FI (2件):
E04B1/98 L ,  F16F15/02 C
Fターム (11件):
2E001DG03 ,  2E001FA01 ,  2E001FA11 ,  2E001GA52 ,  2E001HF16 ,  3J048AA06 ,  3J048AD07 ,  3J048BF05 ,  3J048BF20 ,  3J048CB01 ,  3J048EA38
引用特許:
審査官引用 (3件)

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