特許
J-GLOBAL ID:201203039226920859

原子発振器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 上柳 雅誉 ,  須澤 修 ,  宮坂 一彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-153665
公開番号(公開出願番号):特開2012-019261
出願日: 2010年07月06日
公開日(公表日): 2012年01月26日
要約:
【課題】EIT方式の原子発振器よりも周波数精度を向上させることが可能な原子発振器を提供する。【解決手段】原子集団生成部30は、速度が略均一の気体状の複数のアルカリ金属原子21を含むアルカリ金属原子集団20を生成する。光源10は、可干渉性を有し、周波数が異なる第1の光と第2の光を発生させてアルカリ金属原子集団20に照射する。光検出部40は、アルカリ金属原子集団20を透過した光の強度に応じた検出信号42を生成する。周波数制御部50は、検出信号42に基づいて、第1の光と第2の光がアルカリ金属原子21に二光子吸収を起こさせる共鳴光対となるように、第1の光の周波数及び第2の光の周波数の少なくとも一方を制御する。【選択図】図6
請求項(抜粋):
アルカリ金属原子に共鳴光対を照射することにより生じる量子干渉現象を利用する原子 発振器であって、 速度が略均一の気体状の複数のアルカリ金属原子を含むアルカリ金属原子集団を生成す る原子集団生成部と、 可干渉性を有し、周波数が異なる第1の光と第2の光を発生させて前記アルカリ金属原 子集団に照射する光源と、 前記アルカリ金属原子集団を透過した光の強度に応じた検出信号を生成する光検出部と 、 前記検出信号に基づいて、前記第1の光と前記第2の光が前記アルカリ金属原子に二光 子吸収を起こさせる共鳴光対となるように、前記第1の光の周波数及び前記第2の光の周 波数の少なくとも一方を制御する周波数制御部と、を含む原子発振器。
IPC (2件):
H03L 7/26 ,  H01S 1/06
FI (2件):
H03L7/26 ,  H01S1/06
Fターム (3件):
5J106CC07 ,  5J106KK05 ,  5J106LL10

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