特許
J-GLOBAL ID:201203039329926766

スマートシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人ゆうあい特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-037071
公開番号(公開出願番号):特開2012-175518
出願日: 2011年02月23日
公開日(公表日): 2012年09月10日
要約:
【課題】RA中継器の介入によって通信の遅延時間が増加することを利用して、この増加量がスマートシステムの通常動作で想定される遅延時間の許容時間範囲と異なる場合にRA中継器の介入ありと判定してスマート駆動を禁止する技術において、従来よりも正確にRA中継器介入を検出する。【解決手段】携帯機は、車載システムから受信したLFデータの受信電力を測定し、この受信電力の情報を含めたRFデータを無線送信し、車載システムは、受信したRFデータが正規のものである場合(130)、LFデータを無線送信してからの遅延時間を測定し(135)、受信したRFデータに含まれる受信電力の情報に基づいて遅延時間の許容範囲を決定し(140)、決定した許容範囲内に上記遅延時間が入っていることに基づいて(145)、スマート駆動を行い(150)、決定した許容範囲内から測定した遅延時間が外れていることに基づいて、スマート駆動を禁止する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
スマート駆動として車両のドアの解錠および車両駆動装置の始動のうちいずれか一方または両方を行うスマートシステムであって、 車両に搭載される車載システム(10)と、ユーザに携帯される携帯機(20)とを備え、 前記車載システム(10)は、所定のLFデータをLF波帯の信号として無線送信し、 前記携帯機(20)は、前記LF波帯の信号を受信したことに基づいて、前記LF波帯の信号に含まれる前記LFデータが正規のものであるか否かを判定し、正規のものであると判定したことに基づいて、RFデータをRF波帯の信号として無線送信し、 前記車載システム(10)は、前記RF波帯の信号を受信したことに基づいて、前記RF波帯の信号に含まれる前記RFデータが正規のものであるか否かを判定し、正規のものであると判定したことに基づいて、前記スマート駆動を行い、 また前記携帯機(20)は、受信した前記LF波帯の信号の受信電力を測定し、無線送信する前記RFデータに測定した前記受信電力に基づく量の情報を含め、 また前記車載システム(10)は、前記LFデータを前記LF波帯の信号として無線送信する際の所定の開始タイミングから前記RF波帯の信号を受信する際の所定の計測タイミングまでの遅延時間を測定し、受信した前記RFデータに含まれる前記受信電力に基づく量の情報に基づいて遅延時間の許容範囲を決定し、前記RFデータが正規のものである場合、決定した前記許容範囲内に測定した前記遅延時間が入っていることに基づいて、前記スマート駆動を行い、決定した前記許容範囲内から測定した前記遅延時間が外れていることに基づいて、前記スマート駆動を禁止することを特徴とするスマートシステム。
IPC (2件):
H04B 1/59 ,  B60R 25/10
FI (2件):
H04B1/59 ,  B60R25/10 617
引用特許:
出願人引用 (2件)

前のページに戻る