特許
J-GLOBAL ID:201203039728491285

microRNAの機能阻害法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (12件): 清水 初志 ,  春名 雅夫 ,  山口 裕孝 ,  刑部 俊 ,  井上 隆一 ,  佐藤 利光 ,  新見 浩一 ,  小林 智彦 ,  渡邉 伸一 ,  大関 雅人 ,  五十嵐 義弘 ,  川本 和弥
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2009067251
公開番号(公開出願番号):WO2010-047216
出願日: 2009年10月02日
公開日(公表日): 2010年04月29日
要約:
【課題】本発明は、miRNAを効率的に阻害するためのRNA、該RNAを細胞内で発現させるためのベクター、該ベクターの構築方法、および該RNAを利用したmiRNAの阻害方法等を提供する。【解決手段】二本鎖構造を含み、miRNA結合配列を含む少なくとも1つのRNA鎖が、該二本鎖構造の少なくとも片端の2つの鎖に結合しているmiRNA阻害RNA複合体により、効率的にmiRNAを阻害できることを見出した。特に、miRNA結合配列を含む2本のRNAが、2つの二本鎖構造に挟まれるように配置されたRNAは、miRNAを強力に阻害することができた。当該RNAは、例えばPol IIIプロモーターから発現させることができ、レトロウイルスベクターに組み込むことにより、miRNAを長期間安定に阻害することができる。本発明はmiRNAの制御のための有用なツールを提供するものであり、miRNAが関与する分化、発生、腫瘍形成、および感染症などにおける遺伝子調節や遺伝子治療等においての利用が期待される。【選択図】図2
請求項(抜粋):
RNAまたはその類縁体を含むmiRNA阻害複合体であって、二本鎖構造を含み、かつmiRNA結合配列を含む少なくとも1つの鎖が、該二本鎖構造の少なくとも片端の2つの鎖に結合している、miRNA阻害複合体。
IPC (7件):
C12N 15/09 ,  A61K 31/713 ,  A61K 48/00 ,  A61K 35/76 ,  A61P 31/04 ,  A61P 35/00 ,  A61P 43/00
FI (7件):
C12N15/00 A ,  A61K31/713 ,  A61K48/00 ,  A61K35/76 ,  A61P31/04 ,  A61P35/00 ,  A61P43/00 105
Fターム (28件):
4B024AA01 ,  4B024CA11 ,  4B024DA02 ,  4B024EA04 ,  4B024GA11 ,  4B024HA08 ,  4B024HA17 ,  4C084AA12 ,  4C084MA23 ,  4C084NA14 ,  4C084ZB26 ,  4C084ZB35 ,  4C086AA03 ,  4C086EA16 ,  4C086MA01 ,  4C086MA04 ,  4C086MA23 ,  4C086NA14 ,  4C086ZB26 ,  4C086ZB35 ,  4C087AA03 ,  4C087BC83 ,  4C087CA12 ,  4C087MA23 ,  4C087NA14 ,  4C087ZB21 ,  4C087ZB26 ,  4C087ZB35

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