特許
J-GLOBAL ID:201203040048120680

溶鋼の二次精錬設備及び二次精錬方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 萩原 康司 ,  金本 哲男 ,  亀谷 美明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-228280
公開番号(公開出願番号):特開2012-082460
出願日: 2010年10月08日
公開日(公表日): 2012年04月26日
要約:
【課題】溶鋼の二次精錬を行うにあたり、真空槽の長時間の補修作業の際にも高い効率で二次精錬を行う。【解決手段】溶鋼の二次精錬設備1は、第1の真空槽10及び第2の真空槽11と、真空排気装置14と、第1の真空槽10と真空排気装置14とを接続する第1の真空槽側ダクト16及び第2の真空槽11と真空排気装置14とを接続する第2の真空槽側ダクト17と、真空槽10、11の下方に設けられた、溶鋼を収容する取鍋を搬送する軌道20、21と、を有している。真空槽10、11は、当該真空槽を軌道20、21直交する方向に沿って水平に移動させる水平移動機構を備えている。【選択図】図1
請求項(抜粋):
溶鋼の二次精錬設備であって、 溶鋼の精錬を行う第1の真空槽及び第2の真空槽と、 前記各真空槽内の溶鋼の脱ガス処理を行う真空排気装置と、 前記第1の真空槽と前記真空排気装置とを接続する第1の真空槽側ダクト、及び前記第2の真空槽と前記真空排気装置とを接続する第2の真空槽側ダクトと、 前記第1の真空槽の下方に設けられた、溶鋼を収容する取鍋を搬送する第1の軌道と、 前記第2の真空槽の下方に前記第1の軌道と平行に設けられた、溶鋼を収容する取鍋を搬送する第2の軌道と、を有し、 前記第1の真空槽及び第2の真空槽は、前記第1の軌道及び第2の軌道に直交する方向に沿って並べて設けられ、 前記第1の真空槽及び第2の真空槽は、当該第1の真空槽及び第2の真空槽を前記第1の軌道及び第2の軌道に直交する方向に沿って、第1の軌道の上方に位置する第1の処理位置、第2の軌道の上方に位置する第2の処理位置、第1の軌道を挟んで第2の処理位置の反対側に位置する第1の待機位置及び第2の軌道を挟んで第1の処理位置の反対側に位置する第2の待機位置の間で水平に移動させる水平移動機構をそれぞれ備え、 前記第1の真空槽側ダクト及び前記第2の真空槽側ダクトは、前記第1の真空槽と前記真空排気装置と間の所定の位置及び前記第2の真空槽と前記真空排気装置と間の所定の位置でそれぞれ分割自在に構成されており、当該第1の真空槽側ダクト及び第2の真空槽側ダクトの分割自在に構成された部位には、分割された当該第1の真空槽側ダクト及び第2の真空槽側ダクトを互いに連結自在に構成されたカップリングが設けられており、 前記第1の真空槽から前記第1の真空槽側ダクトの分割可能に構成された部位までの長さと、前記第2の真空槽から前記第2の真空槽側ダクトの分割可能に構成された部位までの長さが等しくなるように構成されていることを特徴とする、溶鋼の二次精錬設備。
IPC (2件):
C21C 7/00 ,  C21C 7/10
FI (2件):
C21C7/00 P ,  C21C7/10 A
Fターム (5件):
4K013BA05 ,  4K013CE06 ,  4K013CE09 ,  4K013DA03 ,  4K013EA12

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