特許
J-GLOBAL ID:201203040384459121

電気防食用流電陽極

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 羽鳥 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-172440
公開番号(公開出願番号):特開2012-031474
出願日: 2010年07月30日
公開日(公表日): 2012年02月16日
要約:
【課題】量産品の永久磁石を用いて、任意の寸法で安価に製造でき、十分な磁気吸引力を発揮し、海洋や河川などに設置される鋼管杭、鋼矢板などの金属構造物に、電気防食用流電陽極を堅固に固定することができる磁気吸着装置を備えた電気防食用流電陽極を提供すること。【解決手段】金属構造物(10)防食電流を通電するための陽極本体(1B)と、該陽極本体を前記金属構造物に固定するための磁極分散型磁気吸着装置(A)とを備えた電気防食用流電陽極(B)であり、前記装置(A)が、吸着面(11)に一方の磁極をもち、背向面に他方の磁極をもつ板状乃至角柱状の永久磁石(1)と、前記永久磁石を所定の間隔を置いて隣り合う磁極が互いに異極となるように複数個配列して凹部(21)に収容したトレー状の凹形ヨーク(2)と、前記永久磁石の間隔を所定に保つために前記凹形ヨークの凹部に固着した中仕切りヨーク(3)とを備える。【選択図】図4
請求項(抜粋):
金属構造物の電気防食用流電陽極において、前記金属構造物に防食電流を通電するための陽極本体と、該陽極本体を前記金属構造物に固定するための固定手段とした磁極分散型磁気吸着装置と を備えた電気防食用流電陽極であり、 前記磁極分散型磁気吸着装置が、吸着面に一方の磁極をもち、該吸着面に背向する背向面に他方の磁極をもつ板状乃至角柱状の永久磁石と、 前記永久磁石を所定の間隔を置いて隣り合う磁極が互いに異極となるように複数個配列して凹部に収容した軟磁性材料からなるトレー状の凹形ヨークと、 前記永久磁石の間隔を所定に保つために前記凹形ヨークの凹部に固着した軟磁性材料からなる中仕切りヨークと を備えたことを特徴とする電気防食用流電陽極。
IPC (2件):
C23F 13/00 ,  E02D 31/06
FI (5件):
C23F13/00 P ,  C23F13/00 C ,  C23F13/00 M ,  E02D31/06 D ,  E02D31/06 C
Fターム (13件):
4K060AA02 ,  4K060BA07 ,  4K060BA13 ,  4K060BA39 ,  4K060BA41 ,  4K060BA43 ,  4K060BA45 ,  4K060DA07 ,  4K060EA01 ,  4K060EA08 ,  4K060EA19 ,  4K060EB01 ,  4K060FA03
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 流電陽極
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2007-120225   出願人:東京電力株式会社, 株式会社ソフテム
  • 吸着型複合流電陽極
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-336054   出願人:蛭田房行

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