特許
J-GLOBAL ID:201203040522362614
車輪用軸受装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
越川 隆夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-100232
公開番号(公開出願番号):特開2012-184848
出願日: 2012年04月25日
公開日(公表日): 2012年09月27日
要約:
【課題】 装置の軽量・コンパクト化と高剛性化という、相反する課題を同時に解決した車輪用軸受装置を提供する。【解決手段】 一端部に車輪取付フランジ6を一体に有する複列アンギュラ玉軸受で構成された車輪用軸受装置において、複列のボール3、3のうちアウター側のボール3のピッチ円直径PCDoがインナー側のボール3のピッチ円直径PCDiよりも大径に設定され、複列のボール3の外径が同じで、アウター側のボール3の個数がインナー側よりも多く設定されると共に、ハブ輪4のアウター側の端部にすり鉢状の凹所13が形成され、この凹所13の深さが少なくともハブ輪4の内側転走面4aの溝底付近とされ、この内側転走面4aにおけるボール3の接触角α方向の肉厚t2が、ボール接触径d2の0.2〜0.3の範囲に設定され、ハブ輪4のアウター側が凹所13に対応して略均一な肉厚に形成されている。【選択図】図2
請求項(抜粋):
内周に複列の外側転走面が形成された外方部材と、
一端部に車輪を取り付けるための車輪取付フランジを一体に有し、外周に前記複列の外側転走面に対向する一方の内側転走面と、この内側転走面から軸方向に延びる小径段部が形成されたハブ輪、およびこのハブ輪の小径段部に圧入され、外周に前記複列の外側転走面に対向する他方の内側転走面が形成された内輪からなる内方部材と、
この内方部材と前記外方部材の両転走面間に転動自在に収容された複列のボールとを備えた車輪用軸受装置において、
前記複列のボールのうちアウター側のボールのピッチ円直径がインナー側のボールのピッチ円直径よりも大径に設定されると共に、前記ハブ輪のアウター側の端部にすり鉢状の凹所が形成され、この凹所の深さが少なくとも前記ハブ輪の内側転走面の溝底付近とされ、この内側転走面におけるボールの接触角方向の肉厚が、その部位の直径の0.2〜0.3の範囲に設定されて当該ハブ輪のアウター側が前記凹所に対応して略均一な肉厚となるように形成されていることを特徴とする車輪用軸受装置。
IPC (5件):
F16C 33/64
, F16C 19/18
, F16C 33/58
, B60B 35/02
, B60B 35/18
FI (5件):
F16C33/64
, F16C19/18
, F16C33/58
, B60B35/02 L
, B60B35/18 A
Fターム (19件):
3J701AA02
, 3J701AA32
, 3J701AA43
, 3J701AA54
, 3J701AA62
, 3J701AA72
, 3J701BA53
, 3J701BA54
, 3J701BA55
, 3J701BA69
, 3J701DA20
, 3J701FA15
, 3J701FA31
, 3J701FA41
, 3J701GA03
, 3J701XB03
, 3J701XB13
, 3J701XB14
, 3J701XB26
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