特許
J-GLOBAL ID:201203040758469568

腐食状況調査方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 山川 政樹 ,  山川 茂樹 ,  小池 勇三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-085105
公開番号(公開出願番号):特開2012-220295
出願日: 2011年04月07日
公開日(公表日): 2012年11月12日
要約:
【課題】継続使用ができる状態で、コンクリートに埋設されている鋼材の腐食状況が調査できるようにする。【解決手段】まず、コンクリート中に埋設された鋼材を作用電極とし、参照電極および対極が配設された電解質溶液を既知の面積でコンクリート表面に接触させ、ポテンショスタットを用いた作用電極の電位および作用電極と対極との間に流れる電流(腐食速度)を測定する方法により、異なる複数の腐食の程度でコンクリート柱に埋設された鋼材の各々腐食電位を求めて得られた異なる複数の既知の腐食の程度と腐食電位との関係より第1基準を作成する。次に、上述した測定方法で腐食速度が異なる複数の腐食環境で上記鋼材の各々腐食電流密度を求めて得られた異なる複数の既知の腐食速度と腐食電流密度との関係より第2基準を作成する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
コンクリート中に埋設された鋼材を作用電極とし、参照電極および対極が配設された電解質溶液を既知の面積でコンクリート表面に接触させ、ポテンショスタットを用いた前記作用電極の電位および前記作用電極と前記対極との間に流れる電流を測定する方法により、異なる複数の腐食の程度でコンクリート中に埋設された鋼材の各々腐食電位を求めて得られた異なる複数の既知の腐食の程度と腐食電位との関係より第1基準を作成する第1ステップと、 前記測定方法で腐食速度が異なる複数の腐食環境で前記鋼材の各々腐食電流密度を求めて得られた異なる複数の既知の腐食速度と腐食電流密度との関係より第2基準を作成する第2ステップと、 前記測定方法で前記コンクリートと同じ組成の測定対象コンクリート中に埋設された前記鋼材と同じ組成の測定対象鋼材の腐食電位を求めて第1測定値とする第3ステップと、 前記測定方法で、前記測定対象鋼材の腐食電流密度を測定して第2測定値とする第4ステップと、 第1基準と前記第1測定値との比較および第2基準と前記第2測定値との比較により前記測定対象鋼材の腐食状況を判定する第5ステップと を少なくとも備えることを特徴とする腐食状況調査方法。
IPC (3件):
G01N 17/02 ,  G01N 27/00 ,  G01N 27/416
FI (3件):
G01N17/02 ,  G01N27/00 L ,  G01N27/46 301M
Fターム (19件):
2G050AA01 ,  2G050AA06 ,  2G050BA05 ,  2G050BA08 ,  2G050BA12 ,  2G050CA01 ,  2G050EB03 ,  2G050EC06 ,  2G060AA10 ,  2G060AA14 ,  2G060AE28 ,  2G060AF02 ,  2G060AF13 ,  2G060AF15 ,  2G060EA08 ,  2G060EB01 ,  2G060HC07 ,  2G060HC08 ,  2G060KA11

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