特許
J-GLOBAL ID:201203041721922439
光偏向器および光偏向器の制御方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人 谷・阿部特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-112666
公開番号(公開出願番号):特開2012-242612
出願日: 2011年05月19日
公開日(公表日): 2012年12月10日
要約:
【課題】KTNに印加する制御電圧としてトラップ充填動作および偏向動作を設けて制御する場合、偏向動作の時間の長さによってまたは実際に制御電圧が印加された偏向動作の繰り返し数によって、偏向角に変動が生じ、偏向角の再現性が悪いという問題があった。結晶内にトラップされた電子の量に、時間的なまたは結晶内の空間的なばらつきや変動が生じるため、偏向角にばらつきが生じる問題があった。【解決手段】本発明は、KTNなどの電気光学結晶を用いた光偏向器において、偏向動作を行なう偏向期間の後であって、トラップへの電子充填を行うトラップ充填期間の前に、残存しているトラップ電子を解放する電圧履歴消去を行う期間を設ける。この電圧履歴消去期間に電気光学結晶へLED光を照射ことによって結晶内の電子をトラップより解放する。それまでのトラップ充填電圧の履歴を消去し、制御サイクル毎に、結晶内のトラップ電子の状態を初期状態に戻す。【選択図】図5
請求項(抜粋):
電気光学結晶の対向する面に形成した少なくとも2つの電極に制御電圧を印加して、電気光学効果により前記結晶内の屈折率分布の傾斜を生成することによって、前記制御電圧により形成される電界に概ね垂直に入射する入射光を偏向させる光偏向器の制御方法において、
前記電気光学結晶に、直流電圧または正極性および負極性の直流電圧を含む交番電圧からなるトラップ充填電圧を印加する第1の駆動ステップと、
前記第1のステップに引き続き、前記制御電圧として、入射光を偏向させる偏向電圧を印加する第2の駆動ステップと、
前記第2のステップに引き続き、前記入射光とは異なる光を照射するステップであって、前記照射によって前記結晶内のトラップに捕獲された電子を除去するステップと
を備えることを特徴とする光偏向器の制御方法。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (10件):
2K002AA06
, 2K002AA07
, 2K002AB03
, 2K002BA01
, 2K002BA06
, 2K002CA02
, 2K002DA01
, 2K002EB13
, 2K002GA03
, 2K002HA13
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