特許
J-GLOBAL ID:201203041889607164

補聴器、補聴システム、歩行検出方法および補聴方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 新居 広守
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2010003684
公開番号(公開出願番号):WO2010-140358
出願日: 2010年06月02日
公開日(公表日): 2010年12月09日
要約:
周囲の音響環境を分析して補聴処理を自動で切り替える補聴器は、がやがやした屋外では指向性を絞って騒音を軽減する。一方で、歩行時などでは指向性を前方に絞った場合に、後方からの危険音の接近に気づかず非常に危険である。環境分析と共に利用者の歩行状態を識別する行動分析が必要であるが、歩数計などに用いられる一般的な歩行検出がセンサを用いており補聴器のような耳に装着する装置には適用できない。 歩行時に発生する風切り音の発生パターンに着目し、風雑音がパルス的にくり返し発生している場合を歩行状態として識別することで、センサなどを搭載せず、既存の構成を利用した歩行検出が可能となり、屋外でも安心して利用できる補聴器を提供することができる。
請求項(抜粋):
外部の音響信号を収音する収音部と、収音された前記音響信号に対して複数のアルゴリズムを切り替えて補聴処理を行う補聴処理部と、補聴処理された前記音響信号を出力する出力部とを備える補聴器であって、 前記収音された音響信号の、収音時に混入している風雑音を検出する風雑音検出部と、 前記検出された風雑音の時間的変動を検出する時間変動検出部と、 を備え、 前記補聴処理部は、検出された前記風雑音の時間的変動に基づいて、前記収音された音響信号に対する補聴処理のアルゴリズムを切り替える 補聴器。
IPC (2件):
H04R 25/00 ,  H04R 3/00
FI (2件):
H04R25/00 K ,  H04R3/00 320
Fターム (1件):
5D020BB07

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