特許
J-GLOBAL ID:201203042086608800
絶縁型スイッチング電源装置
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-134252
公開番号(公開出願番号):特開2011-259673
出願日: 2010年06月11日
公開日(公表日): 2011年12月22日
要約:
【課題】簡易な回路構成で、過電流制御やソフトスタート制御等の機能を付加させることができ、低コスト且つ高機能なスイッチング電源装置を構成する。【解決手段】 フルブリッジ回路を内部に構成した制御ICを1次側と2次側に配置し、両者を絶縁を維持した状態で双方向通信可能な構成とし、双方のうち先に制御信号を出力した方を優先させる構成とすることで、スイッチ素子の制御の主導権を1次側制御ICと2次側制御ICの間で融通し合うことができ、あらゆる制御がソフトウェアで実装できるようにした。【選択図】図3
請求項(抜粋):
直流入力電源と、
少なくとも1次巻線と2次巻線を含む電力伝送トランスと、
前記電力伝送トランスの1次巻線に印加される直流電圧をスイッチング制御する少なくとも1つの主スイッチ素子と、
前記電力伝送トランスの2次巻線に接続される、少なくとも1つの整流スイッチ素子を含む整流回路、及び平滑回路と、を有し、
前記主スイッチ素子の時比率によって入出力変換比を制御する絶縁型スイッチング電源装置であって、
前記主スイッチ素子を制御する1次制御部と、前記整流スイッチ素子を制御する2次制御部と、該1次制御部と該2次制御部との間に接続された絶縁信号双方向伝送素子とで構成された制御回路と、
前記絶縁信号双方向伝送素子は、前記主スイッチ素子のターンオン、もしくはターンオフのタイミングに応じたタイミング信号を1次側から2次側、及び2次側から1次側へ双方向に伝送可能な信号伝送経路を形成し、
前記1次制御部には前記絶縁信号双方向伝送素子を駆動する少なくとも1つの1次駆動スイッチと、該1次駆動スイッチの駆動タイミングを制御する1次ディジタル制御部と、前記絶縁信号双方向伝送素子の出力を検出する1次検出部が設けられ、
前記2次制御部には前記絶縁信号双方向伝送素子を駆動する少なくとも1つの2次駆動スイッチと、該2次駆動スイッチの駆動タイミングを制御する2次ディジタル制御部と、前記絶縁信号双方向伝送素子の出力を検出する2次検出部が設けられ、
前記1次検出部及び前記2次検出部はそれぞれ、前記タイミング信号を検出すると、それに基づいて前記主スイッチ素子及び前記整流スイッチ素子をそれぞれターンオン、もしくはターンオフさせるように構成されており、前記1次制御部と2次制御部のどちらかから先に送出されたタイミング信号に基づいて、前記主スイッチ素子、もしくは整流スイッチ素子がターンオン、もしくはターンオフされる事を特徴とする絶縁型スイッチング電源装置。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (25件):
5H006AA03
, 5H006CA02
, 5H006CB07
, 5H006CC08
, 5H006DA04
, 5H006DC05
, 5H730AA04
, 5H730BB23
, 5H730BB95
, 5H730CC26
, 5H730DD04
, 5H730EE07
, 5H730EE13
, 5H730EE39
, 5H730EE59
, 5H730FD01
, 5H730FD31
, 5H730FF18
, 5H730FG06
, 5H730XC04
, 5H730XC14
, 5H730XX04
, 5H730XX15
, 5H730XX24
, 5H730XX35
引用特許:
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