特許
J-GLOBAL ID:201203042100998012

流体伝動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人アイテック国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-222344
公開番号(公開出願番号):特開2012-077820
出願日: 2010年09月30日
公開日(公表日): 2012年04月19日
要約:
【課題】タービンダンパと遠心振子式吸振装置とを備えた流体伝動装置の生産性や製造コストの改善を図る。【解決手段】ダンパ機構8の中間部材85は、第2コイルスプリング84と係合する係合部としてのドリブンプレート82を間において流体伝動装置1の軸方向に並設されると共に互いに連結される第1中間プレート851と第2中間プレート852とからなり、第1中間プレート851にはタービンランナ5が固定され、第2中間プレート852には遠心振子式吸振装置10の支持部材101が固定される。そして、ダンパ機構8のダンパハブ80には、タービンランナ5を調心するための第1調心部803が形成されると共に、遠心振子式吸振装置10の支持部材101を調心するための第2調心部804が第1調心部803から軸方向に離間して形成される。【選択図】図1
請求項(抜粋):
原動機に連結される入力部材に接続されたポンプインペラと、該ポンプインペラと共に回転可能なタービンランナと、入力要素と弾性体と出力要素とを有するダンパ機構と、該ダンパ機構を介して前記入力部材と変速装置の入力軸とを連結するロックアップを実行すると共に該ロックアップを解除することができるロックアップクラッチ機構と、支持部材および該支持部材に対してそれぞれ揺動可能な複数の質量体を含む遠心振子式吸振装置とを備える流体伝動装置であって、 前記ダンパ機構の前記弾性体および前記出力要素以外の一要素には、前記タービンランナおよび前記遠心振子式吸振装置の前記支持部材が固定され、前記一要素は、前記タービンランナが固定される第1部材と前記遠心振子式吸振装置の前記支持部材が固定される第2部材とからなり、前記第1部材と前記第2部材とは、前記弾性体と係合する前記出力要素の係合部を間において前記流体伝動装置の軸方向に並設されると共に互いに連結され、前記ダンパ機構の前記出力要素には、前記タービンランナを調心するための第1調心部が形成されると共に、前記遠心振子式吸振装置の前記支持部材を調心するための第2調心部が前記第1調心部から前記軸方向に離間して形成されていることを特徴とする流体伝動装置。
IPC (3件):
F16H 45/02 ,  F16F 15/134 ,  F16F 15/14
FI (4件):
F16H45/02 Y ,  F16F15/134 A ,  F16F15/134 B ,  F16F15/14 Z

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