特許
J-GLOBAL ID:201203042718743996

生物学的試料から標的バイオエンティティを分離する方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 山崎 宏 ,  田中 光雄 ,  仲倉 幸典
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-506281
公開番号(公開出願番号):特表2012-524885
出願日: 2010年04月22日
公開日(公表日): 2012年10月18日
要約:
生物学的試料から標的バイオエンティティを分離する方法は、生物学的試料を、標的バイオエンティティまたは標的バイオエンティティ上の決定基に対して選択的な結合親和性を有する磁気的に標識が付けられたリガンドと接触させて、標的バイオエンティティ/標識付きリガンド複合体を形成する。磁気モジュールの磁場中に、画定された流体流路を有する分離モジュールを配置する。その磁気モジュールは少なくとも2つの磁石のアレイを有し、そのアレイ内の隣接する磁石は反対の極性で整列されている。分離モジュールを通して生物学的試料を通過させて、その試料が画定された流体流路を通して通過している間、その生物学的試料を磁場に晒し、画定された流体流路内で複合体の移動を阻止または阻害することによって、標的バイオエンティティ/標識付きリガンド複合体を磁気的に捕捉する。磁場から分離モジュールを取り除き、かつ流体流路から標的バイオエンティティ/標識付きリガンド複合体を回収する。
請求項(抜粋):
生物学的試料から標的バイオエンティティを分離する方法であって、 (a)上記生物学的試料を、上記標的バイオエンティティまたは上記標的バイオエンティティ上の決定基に対して選択的な結合親和性を有する磁気的に標識が付けられたリガンドと接触させて、上記生物学的試料中に標的バイオエンティティ/標識付きリガンド複合体を形成し、 (b)磁気モジュールの磁場中に、画定された流体流路を有する分離モジュールを配置し、上記磁気モジュールは少なくとも2つの磁石のアレイを有し、上記アレイ内の隣接する磁石は反対の極性で整列されており、 (c)上記分離モジュールを通して上記生物学的試料を通過させて、上記試料が上記画定された流体流路を通して通過している間、上記生物学的試料を磁場に晒し、上記画定された流体流路内で上記複合体の移動を阻止または阻害することによって、上記標的バイオエンティティ/標識付きリガンド複合体を磁気的に捕捉し、 (d)任意に、かつ好ましくは、上記複合体が上記流体流路内で磁気的に捕捉される間、上記画定された流体流路を通して洗浄液を通過させ、 (e)上記磁場から上記分離モジュールを取り除き、および (f)上記流体流路から上記標的バイオエンティティ/標識付きリガンド複合体を回収するステップを含む方法。
IPC (8件):
G01N 33/543 ,  B03C 1/00 ,  B03C 1/02 ,  G01N 33/53 ,  C12Q 1/68 ,  C12Q 1/04 ,  C12M 1/34 ,  C12M 1/42
FI (11件):
G01N33/543 541A ,  B03C1/00 A ,  B03C1/02 Z ,  G01N33/53 D ,  G01N33/53 M ,  G01N33/53 Z ,  C12Q1/68 Z ,  C12Q1/04 ,  C12M1/34 A ,  C12M1/34 Z ,  C12M1/42
Fターム (19件):
4B029AA07 ,  4B029BB01 ,  4B029BB15 ,  4B029BB20 ,  4B029CC01 ,  4B029CC13 ,  4B029FA01 ,  4B029FA12 ,  4B063QA18 ,  4B063QQ08 ,  4B063QQ42 ,  4B063QQ52 ,  4B063QQ79 ,  4B063QR32 ,  4B063QR35 ,  4B063QR48 ,  4B063QR77 ,  4B063QS39 ,  4B063QX01
引用特許:
審査官引用 (5件)
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