特許
J-GLOBAL ID:201203043415792842

湿式ブレーキ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-224799
公開番号(公開出願番号):特開2012-077862
出願日: 2010年10月04日
公開日(公表日): 2012年04月19日
要約:
【課題】 ブレーキ板の耐久性の確保と制動性能の確保とを両立できる湿式ブレーキ装置を提供する。【解決手段】ブレーキケース32とブレーキピストン49との間に、加圧状態の潤滑油59が流入するブレーキ圧調整油室58を設ける。そして、ブレーキ圧調整油室58に流入する潤滑油59により、ブレーキピストン49に対し、ばね部材53の付勢力に対抗する力を付与する。これにより、ばね部材53の付勢力を小さくしなくても、制動時にブレーキピストン49から回転側ブレーキ板47と非回転側ブレーキ板48とに急激に過大な力が加わることを抑制することができ、これらブレーキ板47,48の耐久性の確保と制動性能の確保とを両立できる。【選択図】図7
請求項(抜粋):
回転軸を回転可能に嵌入するブレーキケースと、該ブレーキケース内で前記回転軸よりも半径方向の外側に配置された複数の回転側ブレーキ板と、該各回転側ブレーキ板と交互に重なり合う状態で前記ブレーキケース内に配置された複数の非回転側ブレーキ板と、ばね部材の付勢力によって前記回転側ブレーキ板と非回転側ブレーキ板とを摩擦係合させることにより前記回転軸に制動力を付与し、外部からブレーキ解除圧が供給されることにより前記ばね部材に抗して前記回転軸に対する制動を解除するブレーキピストンと、前記ブレーキケースに設けられその内部に潤滑油が流入する潤滑油流入口および前記ブレーキケースから前記潤滑油が流出する潤滑油流出口とを備えてなる湿式ブレーキ装置において、 前記ブレーキピストンと前記ブレーキケースとの間には、前記潤滑油の一部が加圧状態で流入する油室を設け、 該油室に流入する潤滑油により前記ブレーキピストンに対し前記ばね部材の付勢力が加わる方向とは逆方向の力を付与する構成としたことを特徴とする湿式ブレーキ装置。
IPC (8件):
F16D 55/40 ,  F16D 69/00 ,  F16D 59/02 ,  F16D 65/18 ,  B60T 8/34 ,  F16D 65/853 ,  B60T 5/00 ,  E02F 9/12
FI (10件):
F16D55/40 A ,  F16D69/00 G ,  F16D59/02 ,  F16D65/20 F ,  F16D65/20 E ,  F16D65/20 K ,  B60T8/34 ,  F16D65/853 ,  B60T5/00 B ,  E02F9/12 B
Fターム (16件):
3D246AA14 ,  3D246BA01 ,  3D246BA02 ,  3D246GA11 ,  3D246JB35 ,  3D246LA48B ,  3J058AA59 ,  3J058AA79 ,  3J058AA88 ,  3J058BA35 ,  3J058BA46 ,  3J058CC72 ,  3J058CC78 ,  3J058FA17 ,  3J058GA72 ,  3J058GA94

前のページに戻る